バリッドちゃんエピソードガイド(第1案)

( published: Oct. 25, 2001 / updated: Nov. 16, 2002 )



設定その他が作られる前に書かれたエピソードガイド。

(Nov. 16, 2002)エピローグ第1案を追加。

#1. 正しいHTML
バリッドちゃんが留学に来た街、JISタウンには「ほーむぺーじ」が潜んでいた。
#2. 改行100連発
クラスで言語学のテストが行われるが、結果は全員0点。 「ほーむぺーじ」が氏名の欄から名前を答案用紙から隠してしまったのが原因だった。
#3. H2は爆破の暗号
突然家の屋根が爆発する事故が多発。 見出しレベルの設定が不適切な「ほーむぺーじ」の仕業だった。
#4. 銀髪のHR
人気チェロ奏者、HR氏がJISタウンにやって来るが、 そのHR氏が「ほーむぺーじ」と入れ替わってしまう。
#5. 姿無きBODY要素
「ほーむぺーじの専門家」を名乗るDr.トホはバリッドちゃんに挑戦状を送ろうとするが、 自分の研究所に「ほーむぺーじ」が取り付いていることに気づかない。
#6. セパレータPを撃て
学校の周りに見えない壁が発生、 バリッドちゃんは学校へ入れない。
#7. 箇条書き太郎を救え
バリッドちゃん達が川で沐浴をしていると、上流から箇条書きが流れてくる。 その箇条書きに「ほーむぺーじ」が取り付いてしまう。
#8. BLOCKQUOTEは誰の為に
無人の自動車が突然横転する事故が相次ぐ。 BLOCK要素を「インデント」の為に使っている「ほーむぺーじ」の仕業だった。
#9. 激闘STRONG対EM
STRONG要素を含む「ほーむぺーじ」とEM要素を含む「ほーむぺーじ」 とが、クラスメイトの体を乗っ取って大喧嘩を始める。
#10. アンカーの迷宮
バリッドちゃんの部屋に次々と通行人が迷い込んでしまう。 不適切なアンカーが付けられた「ほーむぺーじ」の仕業だった。
#11. DIV要素の悲しみ
空のDIV要素を持つ「ほーむぺーじ」をバリッドちゃんはマークアップしようとするが、 箇条書き太郎はその「ほーむぺーじ」の悲しみに共感し、 バリッドちゃんと戦おうとする。
#12. ADDRESSの呪い
ISO子ちゃんが授業中に倒れてしまい、病院へ運ばれるが、 その病院に「ほーむぺーじ」が取りついてしまう。
#13. 忘れられたArena
社会見学にやってきたクラス一同は、 JISタウンのはるか地下にある回廊に迷い込んでしまう。
#14. その名はCSS
学校を休みがちなパイロくんを励ますために、 バリッドちゃん達は見舞いに行くが、 そのパイロくんが何処にも見当たらない。
#15. 超兵器XML
バリッドちゃんは変種の「ほーむぺーじ」のマークアップに失敗し、 塞ぎこんでしまう。 それと同時に謎の人物がバリッドちゃんの周りを徘徊しはじめる。
#16. 月からフォームへ
月見をしようとして丘にやってきたクラス一同。 しかし空には無数の月が浮かんでいた。
#17. Tidyベアの冒険
部屋に閉じ込められたバリッドちゃんとISO子ちゃんを、 Tidyベアは独りで救出しようとする。
#18. 消えたカンザキ先生
倒産寸前の会社の役員3人組はバリッドちゃんやISO子ちゃんに変装、 カンザキ先生を誘拐する。 そして学校から身代金を奪おうとするが、 彼らの社屋に「ほーむぺーじ」が取り付いてしまう。
#19. Dr.トホの珍発明
Dr.トホは「ほーむぺーじ」を自在に操ることが出来るという機械を発明するが、 逆に機械に操られてしまう。
#20. ISO子ちゃんの戦い
ISO子ちゃんの誕生パーティが開かれるが、 バースディケーキに「ほーむぺーじ」が取りついてしまう。
#21. ミナヅキ警部のピュア推理
バリッドちゃんの自宅が何物かによって荒らされてしまう。 「ほーむぺーじ」の仕業と皆が諦める一方、 ミナヅキ警部は独自の調査を始める。
#22. Wilburの亡霊
ISO子ちゃんの住む屋敷にクラスメイトが集まって 「恐い話大会」を始める。 クラスメイトの話にシンクロするように「ほーむぺーじ」が怪現象を引き起こし、 バリッドちゃんはパニックに。
#23. RUBY慕情
リントくんは祖母のいる村へ里帰りをするが、 彼の持ってきた荷物の一ツに「ほーむぺーじ」が取りついてしまう。
#24. SPAN兄弟急襲
SPAN兄弟を名乗る「ほーむぺーじ」は、 「ウェブサイト」を詐称してJISタウン乗っ取りを企む。
#25. リントくん爆裂
SPAN兄弟の罠にかかったリントくんがプロパン爆破に巻きこまれる。
#26. 100点を超えて
SPAN兄弟の手に落ちたJISタウンを救うため、 バリッドちゃん、ISO子ちゃん、箇条書き太郎は起死回生のマークアップを試みる。
#27. 謎のスクリプ党
学校でリントくんの追悼集会が行われるが、 彼の勇気を称える為に作られた銅像に「ほーむぺーじ」が取り付いてしまう。
#28. 過去から来たUnicode
「ほーむぺーじ」の根源を断たなければならないと考えたバリッドちゃんは、 今までの「ほーむぺーじ」の発生場所を調べ始める。
#29. SVGの魔法
「ほーむぺーじ」の発生源と思われる森にやってきたバリッドちゃんは、 その森を守るイェニセイ姫の奇襲を受ける。
#30. 記憶の中のSMIL
「ほーむぺーじ」のことを知らずに森を守りつづけてきたイェニセイ姫に、 「ほーむぺーじ」が取り付いてしまう。
#31. お手柄Dr. トホ
打倒バリッドちゃんを目指すDr.トホは、 情報収集のためにISO子ちゃんの住む屋敷に潜入するが、 そのISO子ちゃんは風邪で寝込んでいて、なかなか話ができない。
#32. フレームを粉砕せよ
かつてマークアップした筈の「ほーむぺーじ」達が再び現れる。 別の「ほーむぺーじ」が作った幻影ということに気付かず、 バリッドちゃんは苦戦する。
#33. 涙のDTD
箇条書き太郎の母を名乗る女性が現れる。 信用しないバリッドちゃん達の為に、 女性は信じられない動きを見せる。
#34. ACRONYM包囲網
バリッドちゃんはACRONYMを名乗る「ほーむぺーじ」の攻撃を受け、 マークアップが出来なくなってしまう。
#35. 死を呼ぶレガシーモジュール
ACRONYMは、強力な爆発力を持つ「レガシーモジュール」を内蔵した「ほーむぺーじ」を呼び出す。 マークアップの出来なくなったバリッドちゃんの代わりに、 箇条書き太郎が独りでマークアップに挑む。
#36. 恐怖の巨大テーブル
スクリプ党が「ほーむぺーじ」の怒りを鎮めるという儀式を実行すると、 巨大なテーブルがJISタウンに降りてくる。
#37. 復活のリントくん
巨大テーブルの攻撃を受けてJISタウンは大きな被害を受ける。 そこに、死んだと思われていたリントくんが現れる。
#38. 必殺のDOM作戦
バリッドちゃん、ISO子ちゃん、リントくんの3人は、 スクリプ党の協力を得て対巨大テーブル用の必殺技を編み出す。
#39. さよならISO子ちゃん
遂に必殺技が完成するが、 ISOファミリーはISO子ちゃんを疎開させようとする。
#40. Transitionalの予言
バリッドちゃん達は辛くも巨大テーブルの撃退に成功するが、 その中から新たな文書が現れる。
#41. 魔王+之助
バリッドちゃん達は文書の解読をはじめるが、 解読が終わった直後に何者かによる襲撃を受け、文書を奪われてしまう。
#42. BLINKとMARQUEEと
JISタウン上空に「ほーむぺーじ」が大量発生。 バリッドちゃんは必死でマークアップしようとするが、 その中に武装した兵士が混ざっているのを発見する。
#43. Strictの決断
JISタウン上空に現れた「ほーむぺーじ」は、 私設軍隊「タグ軍団」によって操られていたことが判明する。
#44. フォントいじり始動
バリッドちゃん達はタグ軍団の基地に潜入するが、 基地には大量の「ほーむぺーじ」が配備されていた。 これらをマークアップしようとしたとき、 最終兵器「フォントいじり」が覚醒してしまう。
#45. 驚愕のHP世紀
文書をタグ軍団から取り返したバリッドちゃんは、 遂に文書の解読に成功する。 そこには「ほーむぺーじ」が世界を支配していた太古の時代の記録が書かれていた。
#46. 解き放たれたSGML宣言
+之助の目的は、「フォントいじり」を利用して 「ほーむぺーじ」の時代を再び作り上げることであった。 一方バリッドちゃんは、かつて「ほーむぺーじ」を封印した勇者、W3C子の存在を知る。
#47. 伝説のW3C子
バリッドちゃんはW3C子の力を得、 次々と「ほーむぺーじ」をマークアップしてゆく
#48. タグ軍団襲撃
Dr.トホは+之助と結託し、 タグ軍団にJISタウンを襲わせようとする。
#49. W3Cランド水没
タグ軍団の攻撃を受け、スクリプ党は全滅。 更にその攻撃で発生した津波がW3Cランドを直撃する。
#50. ISO子ちゃん帰還
W3Cランド壊滅のニュースを聞き、バリッドちゃんはショックで寝こんでしまう。 バリッドちゃんを救うため、ISO子ちゃんはJISタウンへ戻ることを決意する。
#51. 決死のマークアップ
「フォントいじり」に乗り込んだ+之助は暴走し、 自軍の兵力やDr.トホにまで手をかけようとする。
#52. いつまでもバリッド
正しいHTMLを目指すバリッドちゃんと、 「ほーむぺーじ」の時代を目論む+之助との対決が始まる。

エピローグ

「フォントいじり」の脅威が去ったJISタウンでは、 パイロくんをはじめとする、戦いでの犠牲者達のための追悼式が行われました。

バリッドちゃんはW3Cランド復興のため、 帰国することになりました。

ファミリーの意向を無視してJISタウンへ戻ったISO子ちゃんですが、 その件については不問とされました。 そして箇条書き太郎と共にJISタウンで暮らしつづけることになりました。

リントくんは実家で行われているビール作りの修行を始めました。 バリッドちゃんとはさりげなく文通を続けています。

3ヶ月後、復興が進むW3Cランドではバリッドちゃんが復興作業の指揮を行っていました。 そしてその海岸には再起を賭けて土木作業を続けるDr.トホの姿がありました。

つづく


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この文書について

H-man AND NOW
作:Nishino Tatami (ainosato@vc-net.ne.jp)