大分教区司教 宮原良治司教


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神様の望みに応えていきたい

今年6月22日付けの日本司教団の定例司教総会で、社会福祉委員会・カリタスジャパンの担当司教の任命を受けました大分教区司教の宮原良治でございます。はじめての体験であり、まだ経験も知識もありませんが、これから皆様と一緒に勉強させて頂きながら、聖霊に導かれて、一人一人の尊厳を大切にしている神様の望みに応えていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

 事務局の方から挨拶状の原稿依頼があった後で、たまたま次のような文章を目にしました。作者は以前世界銀行に勤めていた方で、ドイツ人の統計学者です。私たちがすんでいる世界の現状と現実を解りやすく分析したものですが、社会福祉委員会に就任するに際して多くのことを考えさせられましたので、その文章の一部分を挨拶代わりに紹介させて頂きます。

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「友人よりのメッセージ」から

(K.Leipoid作 なかのひろみ訳)

もしも今日がついていない一日だと感じたあなたも

これを読んだら、現実が違ってみえるかも

もし、現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで、全世界を人口100人の村に縮小するとしたら、どうなるでしょう。

★その村には、57人のアジア人、21人のヨーロッパ人、14人の南北アメリカ人、8人のアフリカ人がいます。

★52人が女性で、48人が男性です。

★70人が有色人種で、30人が白人、

★70人がキリスト教徒以外の人たちで、30人がキリスト教徒

★6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍

★80人は標準以下の居住環境に住み

★70人は文字が読めません

★50人は栄養失調で苦しみ、一人が瀕死の状態にあり、一人は今、生まれようとしています

★ひとり(そうたった一人)は大学の教育を受け、そして一人だけがコンピューターを所有しています。

もしこのような縮小された全体図からわたしたちの世界を見るなら、相手をあるがまま受け容れること、自分と違う人を理解すること、そしてそういう事実を知るための教育がいかに必要かは火を見るより明らかです。

また、次のような視点からもじっくり考えてみましょう。

もしあなたが戦いの危険や、投獄される孤独や、獄門の苦悩、あるいは餓えの悲痛を一度も経験したことがないのなら、、、世界の5億人の人たちより恵まれています。

もしあなたがしつこく苦しめられることや、逮捕、拷問または死の恐怖を感じることなしに教会のミサに行くことが出来るなら、、、世界の30億の人たちより恵まれています。

もし冷蔵庫に食糧があり、着る服があり、頭の上には屋根があり、寝る場所があるなら、、、あなたはこの世界の75%の人々より裕福で

もし銀行に預金があり、お財布にもお金があり、家のどこかに小銭の入った入れ物があるなら、、、あなたはこの世界の中で最も裕福な上位8%のうちの一人です。

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カリタスジャパンニュース 2001年8月号 No.17より 


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