ピース9 ニュースレター
ピース9 2002.11.
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10 日本カトリック会館気付 「ピース9の会」
TEL 03-5632-4444 FAX 03-5632-7920 E-Mail p9@cbcj.catholic.or.jp
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ようやく秋らしくなりましたが、皆さん元気でお過ごしでしょうか。
昨年の「9.11事件」以降、世界はいたるところで激しい武力衝突を繰り返しています。テロが何であるかもはっきりしないまま、「テロは悪で、テロを撲滅するために何でもする」という大義名分が躊躇なくュ大国を武力攻撃へと駆り立てており、それが更なる武力抵抗を生むという連鎖を起こしています。イスラエルで起こる自爆テロは、この10年間の統計によると2000年までは平均2件〜3件だったのが、強硬路線に転じた昨年は19件、今年の半ばですでに30件を越しているという異常な状態ヤです。フィリピンのミンダナオでは以前からイスラム抵抗勢力と政府が小競り合いを繰り返しながら和平交渉をも進めていました。しかし、「テロ戦争」が始まったため、100名ほどのアブサヤフという抵抗勢力に、数万人の政府軍に1000人ともいわれるアメリカの軍事顧問がミンダナオに派遣され、軍事的攻勢を強めていったため、爆破事件が頻発し始め、首都マニラにまで波及してきました。しかも、「テロリストと一切の交渉はならぬ」というアメリカの方針があるため、和平交渉も途絶えてしまったようです。
私たちは、どんなに時間がかかっても対話と外交努力を通して問題の原因を直視し、真の解決を図るように再び訴えたいと思うのです。こういう世界の状態の中だからこそ、むしろ憲法9条を守り、活かすことが国際社会の中でも求められるのではないでしょうか。9条を活かすということは、その立場があらゆる紛争の場において和平ス交渉の仲介役を担えるということであり、同時にこの世の不正義や貧困の問題に取り組むことによって、憎しみの連鎖を断ち切る役割も果たしうるということだと思います。理想主義と言われるかもしれません。しかし、この主張をおろしてしまったら、誰も言わなくなったら、この世「界はひたすらに血で血を争う「憎しみの渦巻く世界」になってしまうでしょう。
私たちはこの世界がどうあってほしいと願い、その実現のためにどんな道を歩んだらよいかについて一人一人が自覚して選択する時だと思います。
今一度、憲法9条を世界の宝にできるように共に行動できればと思います。
「ピース9の会」はその一つ一つが独立したグループです。それが今までのやり方と違うところです。本部らしきところから指示が出るのではなく、皆さんがどんどん主体的に考えて行動していって下さい。事務局は、皆さんが連帯できるように互いをつないだり、A活動を紹介するなどのお手伝いをしますので、どんどん計画したこと、実行したことをお知らせくださればと思います。そして、一斉に行動する必要が出てきたときには皆さんに統一した行動を呼びかけます。 平和を祈りつつ @ 代表 松浦 悟郎
ピース9の会は10月28日現在で473グループ、1777名の登録がありました。
各地でいろいろな活動が始まっています。
北海道・札幌の「ピース9の会L」では、有事法制についての学習会を企画したとのお知らせがありました。
また、全国から 8月の平和旬間行事のときに、地域の活動グループの展示、紹介コーナーに「ピース9」コーナーを設け、趣意書のチラシ、カードセットなど、積極的に宣伝していただいたり、講演会でチラシを配ったり、と元気な声が届きました。
学習会、講演会の企画をされましたら、地域のピース9グループにお知らせいたしますので、ぜひご連絡下さい。 また、ご提案もいただきました。
「「ピース9」の運動について、期待と不安をもっています。「不安」は、この運動が「願い」にとどまらず、実動ある運動になっていけるかという不安です。この50年の間に、9条は徐々に形骸化しつつあることを国民は承知しています。現実の問題として、「9条は宝であり、守ろう、」だけでは、この流れは止められないでしょう。
もう一度、戦後の原点にもどらなければなりません。運動の一つとして、提案します。
@この9条の大切さについて、真の意味についてのパネルディスカッションをする。
Aかつて、日本はどういう過ちをしたか(日本の侵略戦争)j
B戦後50年、この9条の下でどういう歩みをしたか。
Cこれから、どうあるべきなのか。
と、いった内容で資料展示とパネルディスカッションをする。
まず、全国の主な教会を中心に企画(キャンペーン)をしてはどうでしょうか?」
(兵庫・びわの会)
活動のご様子、感想、皆さまからのお便りをお待ちしています。
★事務局より★
ニュースの発行が遅れて申し訳ありませんでした。
この度、カトリック大阪教区社会活動センター・シナピスのご厚意により、澤野義一先生「平和憲法の理念をいかに築(気づ)くかー有事法制批判と軍隊のない国・コスタリカに学ぶ」の講演録をいただきました。平和憲法と有事法制に関して、分かりやすくかかれています。 グループの皆さまにもご覧いただき、ピース9の活動にお役立て下さい。
ピース9 2003. 3
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10 日本カトリック会館気付 「ピース9の会」
TEL 03-5632-4444 FAX 03-5632-7920 E-Mail p9@cbcj.catholic.jp
★メンバーのみなさまにお知らせ下さい。ファックス、コピーがしやすいように、今回はこのような形でお届けします。
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春の足音が聞こえてきました。皆様、いかがお過ごしですか?
関東地区「ピース9懇談会」が2月9日、開かれました。
東京近郊のみならず、遠くからのご参加もあり、80名
の方が集いました。今号では懇談会の様子をお伝えします。
なお、同封の「ピース9の会をつくりませんか」
のチラシは、周りの方に「ピース9」を広めて
いただくために、ご利用下さい。
●憲法調査会報告(キリスト者平和ネット:糸井玲子さん)
憲法調査会は2000年1月より、衆議院と参議院に設けられており、憲法に関わる総合的な調査研究をすることが目的です。しかし、2年半、憲法調査会を傍聴してきて、感じることは、憲法が社会や政治について、生かされているのかという調査研究ではなく、どのように憲法を「改正ウ」していくのか、という話し合いになってしまっています。憲法調査会は衆議院50名、参議院45名の委員で組織され、委員は各党派の所属議員数の比率で各党に割り当て、選任され、自民、公明、保守、と改憲派の議員が圧倒的に多く、また、会の実質的な運営は9名の幹事会で行われるが、それも各党の委員の人数に応じて選ばれていおり、護憲派(今では社民党と共産党しかないが)の政党は委員の数が少なく、幹事会はオブザーバーで発言権がありません。ですので、憲法調査会のはじめの調査名目は「憲法の制定経緯」と「21世紀の日本のあるべき姿」についてでした。皆さまもご存じのように日本国憲法は占領下におけるアメリカの押しつけ憲法であるから、変えないといけない、日本の自主憲法を作ろう、ということが論点でした。また21世紀の日本のあり方については、日本の歴史と伝統を大事に、祖先を崇拝すること、を憲法に盛り込まないといけない、というような内容でした。
さて、昨年11月に「衆議院憲法調査会中間報告」が出されました。内容については、別紙(キリスト者平和ネットニュースレターより「いまどきの永田町情報」)に詳しく書きましたが、参考人の発言も切り張りされて元も発言とは変わっチており、それでも地方公聴会はじめ、実績を積んできたことを誇示しています。結局、改憲派の都合の良い内容になっているのです。
そもそも憲法調査会が作られたことははじめから「改正」を目的としたものなのです。1997年に「憲法調査会設置推進議員連盟」が結成され、改憲派の議員が団結しました。その後99年に国会法を改正し、憲法調査会を常置委員会として国会の中に置くことになりました。私たちは、この動きを許しておけない、ということで国会前で反対集会を開いてきました。国会は国会議員のものだけでありません。憲法調査会を傍聴し、そして監視、批判を続けることを続けているのは、私たち自身に関わることだからです。
---(会場より、改憲の具体的なプロセスについて、質問がありました)---
Q:「ピース9」の目的でもあります、「憲法改正の国民投票」がある時のために、伺います。実際にどのように憲法改正が行われるのか、そのプロセスを教えてください。
日本国憲法第96条1
この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
A:憲法の改正は96条に明記してあるように、まず、国会が発議することになっています。改正をもくろんで、5年をめどに、憲法調査会が行われています。3年が経ち、あと2年後には、憲法改正常置委員会を作ると言っています。そこで改訂憲法の条文を作るのです。現在、改憲派は国会の3分の2よりも多くいますので、まず、憲法改定案は国会で通るでしょう。そして、その後の国民投票ですが、国民投票は「憲法を改正する・しない」だけであって、どのように変えられるのか、また細かい条項については国会で決められるのです。私たちは国民投票の時に、「憲法@を改正しない」と言うしか、9条を守ることはできないのです。
------(最後に松浦司教は次のようにまとめました)-------
国民投票といっても、どのような方法でするのかが、まだ決まっていません。心配なのは最高裁の判事の審査のように、たとえば「改正に反対する人は○を」、「反対しない人はそのまま白紙」というような方法をとられると、
うっかりするといつもまにか「過半数の賛成」
になってしまうかもしれません。
私たちは今後自覚して9条のこと、
平和憲法のこと学び、しっかり伝えて
行動できるように頑張って行きましょう。
●会場の声
(「ピース9の会」への要望、平和への思いなど、
一部、ご紹介します)
・戦争が終わったとき、国民学校3年生だった。戦争を知る最後の世代の責任として、憲法第9条のすばらしさを伝えていきたい。
・私が住んでいるところは米軍基地、自衛隊基地があり、だからこそ教会の中で「ピース9の会」を作りたいと思う。実際にインド洋に行っている自衛官のフ家族のことも考えたい。
・私たちは年輩者のグループで、できることは多くありません。しかし、自分が伝えないと、という思いでグループを作りました。
・戦後生まれで戦争を知らず、平和が当たり前だと思っていた。今、娘がアラビア半島に留学していることで、平和は積極的にノ守らないと言う思いでグループを作った。
・教会の中で呼びかけがあった。教会の中で誰がピース9のメンバーかがわからないので、バッヂを作ってほしい。そうすれば、目印になるし、知らない人から「それ何?」と聞かれたときにピース9の説明と紹介ができると思う。
・市民グル求[プの仲間と会を作った。今度は教会の中で広めていきたい。
・教会で呼びかけてみたが「憲法9条は大事なことよね」という反応はあっても、会を作るところまで踏みきれないようだ。バッヂがあれば、会には入らなくても、憲法を守っていく意志を表明できるので、是非、作ってほルしい。
・松浦司教の講演を聴いた青年に「ピース9」を呼びかけた。もっと勉強したい、という声があり、勉強会を企画したいと思うが、自分たちのグループだけでは難しいので、近隣のグループと共同でやりたいので、どこにどのグループがあるか、情報がほしい。
・大学の時の友達に声をかけたら、それぞれ忙しい中で協力してグループができた。地理的に離れたところにいるので、会って活動することはできないが、自分たちの場所(家庭、子供の学校のPTA)で活動を広げている。
・昨年の平和旬間の時に平和についての勉強会をした。そのときに「平和は大事だ」という発言があり、実際に多くのピース9ができた。「名前だけでいいから」といってメンバーを集めてしまったが、これからは憲法9条グッズ(スカーフなど)を広めたり、「平和コンサート」を開き、積極的に活動したい。
・ピース9を若者たちに広めていきたい。
・いろいろな活動をしているが、みんな憲法のことを知らなすぎる。憲法を大事にしないと、人権はないがしろにされてしまう。憲法を守ろうと言い続ける責任が私たちにはある。
・戦争を知っている最後の世代(1938年生まれ)として、子供たちに「銃はとらせない」という熱い思いで平和を守りたい。
●会場の皆さんの声を受けて、松浦司教が今後の活動の抱負を語りました。
皆さんのご意見、ご感想を聞いて、これからのことを考えたいと思います。まず、バッヂについては、皆さんが自分たちのグループのものを独自に作っていただいてかまいません。でも、せっかく「ピース9の会」が各地にできて、これからも増えていきますので、統一したロゴマークNを今、デザイナーにお願いして作っています。できましたら、皆さんにお知らせしますので、その後それを使ってバッヂ、その他のグッズを一緒に考えて作って行かれればと思います。その他にグループでよいグッズを作りましたら事務局にお知らせ下さい。皆さんにご紹介します。
また、「ピース9の会」はそれぞれが独立して活動することがねらいですが、中には「何もしなくてもいいから」「名前だけでいいから」ということでグループを作ったところもあると思います。また、グループを作ることはできないが、憲法9条を守りたい、大事にしたい、という方の声も沢山聞きました。ですので、統一した行動もとりたいと思っています。まだ、検討中ですが、たとえば、「私は憲法9条を守ります」という署名を集めておくのはどうでしょうか。いざ、憲法改正の国民投票日が来たときに、「憲法改正反対」の投票ができる人を集めるのです。そサれは「ピース9」の活動の大きな実りになるでしょう。これからも皆さんで工夫して、活動を盛り上げていきたいと思います。
●事務局より
お申し込みが多く、時間が大変に少なかったことで、ご期待に添えない点をお詫びいたします。お互いが出会うことで励まし、励まされ、活動のための力をいただけたことと思います。
今回は会場が東京でしたが、福島、名古屋、大阪、兵庫、と遠方からのご参加もありました。まワた、懇談会へはご参加できなかった方々からも、ご自分の地域での懇談会開催の要望がありました。今後、機会を作り、各地で懇談会を開けたらと思います。
どうぞ、今後ともご意見、活動報告をお寄せ下さいますようお願いいたします。
<みなさまへお知らせ>
★今回の懇談会で、近くのグループを知りたい、という声が有りました。今回は、グループ一覧表に代表者の方のお住まいの地域(区、市)を載せました。連絡を取りたい場合はまず、事務所にお申し出下さい。こちらで、ご希望のグループにまず、伺い、地域で共に活動ができるよう、にお手伝いいたします。また、学習会、講演会を企画したときも、是非、ご連絡下さい。地域のグループにお知らせします。
★書 籍 紹 介★
<憲法調査会のことをもっと知りたい方へ>
*『改憲・護憲 何が問題かー徹底検証・憲法調査会』
(著者:高田健、発行:(株)技術と人間、2002年12月31日初版、2200円(税別)
憲法調査会で傍聴を続けてきた筆者が憲法調査会の実態を解明。「週刊金曜日」連載の「今週の憲法調査会」も掲載。憲法の「今」を知る、一冊です。
<憲法について、広く知りたい方へ>
*『Q&A 日本国憲法のよみ方』
(弓削達監修:反改憲ネット21編集、発行:明石書店、2001年11月3日初版、1000円(税別)
第一部「Q&A憲法ってなに」では昨今の改憲をめぐる世論の動きを紹介しながら憲法の成り立ちから内容までを紹介しています。また第二部「こんなにある憲法違反」は私たちの生活の中、社会の中で憲法が守られていない現状、そして第三部「実行しよう日本国憲法」で、いま必要なのは改憲ではなく、憲法の実行をと呼びかけています。巻末には資料として日本国憲法の全文と憲法をもっと学ぶための参考文献が紹介してあり、ガイドブックとしても重宝です。
<誰に読める日本国憲法をお探しの方へ>
*『やさしいことばで日本国憲法』
(池田香代子訳、ダグラス・スミス監修・解説、発行:マガジンハウス、2002年12月19日初版、952円(税別)
英文の日本国憲法を新たに訳した本です。わかりやすい言葉、きれいなイラストの本です。わかる言葉で憲法を読み、考えましょう。(「日本国憲法」正文も併記してあり、比較しながら読めます。)
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故・相馬信夫司教が1987年に行われた講話をまとめた冊子『平和のために働く人はしあわせ』を取り扱っています。(相馬司教の帰天5周年に当たる昨年、正義と平和協議会が作りました。) ご希望の方は360円分の切手を同封の上、事務局までお申し込み下さい。(複数ご希望の場合は送料が変わって参りますので、お問い合わせください。)
ピース9 2003. 4
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10 日本カトリック会館気付 「ピース9の会」
TEL 03-5632-4444 FAX 03-5632-7920 E-Mail p9@cbcj.catholic.jp
★メンバーのみなさまにお知らせ下さい。peace9peace9peace9peace9peace9peace9peace9peace9peace9peace9peace9
ピース9の会は発足して1年を迎えました。現在(4月15日)616グループ、2295名の方のご登録がありました。
先月からのイラク戦争、世界が戦争に対して「No!」の声をあげました。事務局にも反戦集会に参加した方、自分たちで署名をつくり、「戦争はやめて」と声を届けた方、様々な報告がありました。憲法9条をめぐる状況はますます厳しくなって参りますが、ピース9のみなさま、また連なっていく仲間たちと共に平和をつくるために働く二年目にしていきたいと思います。
なお、昨年度の会計報告ができました。(別紙をご覧下さい)また、今年度の会費振り込みをお願いいたします。(今回、2002年7月末日までのご登録グループに振り込み用紙を同封いたしました。それ以降にご登録したグループにつきましては、次の機会にお送りいたします)
peace9 peace9 行動呼びかけ peace9 peace9
5月3日は「憲法記念日」です。各地で、憲法集会が行われます。
(東京では以下の行動を計画しています。全国の皆さまも事務局にお知らせいただければ、地域のピース9グループにご連絡いたします)
●5月3日(土曜日)、13:00から日比谷公会堂の「2003年5・3憲法集会」に東京の有志のピース9グループが参加します。集会後、銀座パレードがあります。もちろん、「ピース9」の目印を持っていきます。
●5月18日(日曜日)東京カテドラルにて「インターナショナルデー」が行われます。ピース9の会では、バザーコーナーで、英語とスペイン語の「ピース9の会・趣意書」を用意して、外国の方にもグループ紹介をします。また憲法9条グッズの販売も行います。東京近郊のグループの方、ご一緒に参加しませんか?
(ご協力いただけるグループは事務局までご連絡下さい。)
東京カテドラル
(東京都文京区関口3-16-15 JR目白駅からバス10分。
地下鉄有楽町線「江戸川橋」下車徒歩10分)
5月18日(日) 11:00〜17:00
参考情報
★平和憲法を守っていく市民グループのホームページからの情報です。事務局では各地の情報を集めたいと思います。お知らせをお待ちしています。またお問い合わせ下さい。
●札幌憲法記念講演会
水島朝穂「北東アジアの平和と日本国憲法−−56年目のこの日に考える−−」
5月3日(土)午後2時〜4時30分
場所 KKR札幌 (札幌市中央区北4西6)
問い合わせ: 北海道平和フォーラム
●憲法施行56周年記念市民のつどい
いま伝えよう 憲法のこころ
─記憶から未来へ─
とき:2003年5月3日(祝)午後1時〜
ところ:名古屋市公会堂大ホール(鶴舞) 主催:愛知憲法会議
第1部 講演 「いま、この国のなにが危険なのか」 高橋 哲哉(東京大学大学院総合文化研究科教授)
第2部 コンサート 上條 恒彦(歌手)
まとめとあいさつ「世界に響け 憲法のこころ」森 英樹(愛知憲法会議事務局長)
・前売入場券 一般1700円(当日1900円)学生・障害者・年金生活者1200円(当日1500円)
・手話通訳・託児所あります。
・問合先 愛知憲法会議事務局 TEL 070-5156-0655
e-mail: kenpou@poem.ocn.ne.jp :/http/www1.ocn.ne.jp/~kenpou/index.htm
●兵庫県憲法集会いかそう!憲法、つくろう!平和な世界
日時: 2003年5月3日 1時開場 1時30分開会
場所: シーガルホール(JR神戸駅東側 徒歩5分)
参加費:1000円
<おはなし>「市民がつくる平和」
君島東彦さん(北海学園大学法学部教授)非武装の市民が紛争地に入り、殺戮や人権侵害を監視・抑止しながら平和構築に貢献しようという「非暴力平和隊」理事。
<県下からのアピール>
主催:憲法改悪阻止兵庫県各界連絡会議(電話078-351-0677 FAX078-371-7376)
●和歌山憲法記念講演会
水島朝穂「憲法から平和を考える−−激動する世界をどう見るか」
日時:5月2日(金)18:00-20:00
場所:アバローム紀の国(和歌山市湊通丁北2−1−2)073-436-1200 入場無料
問い合わせ: きにくに法律事務所
m6s6k6z3@pc4.so-net.ne.jp
●憲法施行56周年 5・3憲法を考えるつどい
と き:5月3日(憲法記念日)10時半〜13時
ところ:長崎県勤労福祉会館2F講堂(長崎市公会堂裏)
第1部:講演「激動する世界の中の憲法」 講師:小栗実・鹿児島大学教授(憲法学)
第2部:各界からの報告 参加費:無料
主催:5・3憲法を考えるつどい実行委員会 問い合わせ先:横山法律事務所(095-826-4345)
ピース9 2003. 5
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10 日本カトリック会館気付 「ピース9の会」
TEL 03-5632-4444 FAX 03-5632-7920 E-Mail p9@cbcj.catholic.jp
★メンバーのみなさまにお知らせ下さい。peace9peace9peace9peace9peace9peace9peace9peace9peace9peace9peace9
632グループ、2346名のメンバーになりました。(5月21日現在)
有事法制が衆議院を通り、今国会での可決が注目されています。憲法改正への動きが始まっている中で、皆さんで力を合わせて平和憲法をまもっていきたいと思います。来月には新しい活動を提起したいと思います。
お待たせしました!「ピース9」シールができました。グループvメンバーの皆さまにお配り下さい。
素敵なシンボルマークをデザインされた
関 和廣さん(大阪・堺市在住)をご紹介します。
【関 和廣さん】
・デザインルーム・アオイ 主宰
・NPO法人 日本タイポグラフィ協会会員
・社団法人 日本グラフィックデザイナー協会会員
1985年に日本タイポグラフィ年鑑
ベストワーク賞を受賞、また、多くの入選
作品があります。
(写真は5月3日、東京の憲法集会でお披露目したピース9の旗です。)
★「ピース9マーク」への関さんからのコメント★
「英文のPと数字の9で平和の葉っぱを表しています、回りの5色(五大陸のカラー)のラインで地球を表現しています。いきいきと動きのある平和な地球をシンボライズしました。」
*シールは1シート 100円です。事務局までご注文下さい。(10枚以上のご注文は送料をこちらで負担いたします。)
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今年度の会費振り込みをお願いいたします。
すでにお振り込みのグループの皆さま、ありがとうございました。(今回、2002年9月末日までの登録グループに振り込み用紙を同封いたしました。このご案内と入れ違いにお振り込みいただきました方、失礼いたしました。)10月以降に登録したグループにつきましては、次の機会に送付いたします。
2006.9.29
ピース9 ( No. 21) 2006.9
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10日本カトリック会館気付「ピース9の会」
TEL 03-5632-4444 FAX 03-5632-7920 E-Mail p9@cbcj.catholic.jp
★メンバーのみなさまにお知らせ下さい。★ご意見・ご提案をお待ちしています
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ニュースの発行が遅れましたことをおわびします。
★賛同支援状況
1004グループ、3,877人 のメンバーになりました。(9月8日現在)
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ピース9、憲法9条を携え、米国を行く
ベリス・メルセス宣教修道女会管区長 弘田 しずえ
7月28日から30日まで、米国ピッツバーグにおいて開催されたパックス・クリスティUSAの年次総会に、正平協から松浦司教、長沢事務局長と弘田が参加しました。国際パックス・クリスティは、第二次世界大戦の直後、フランスのカトリック者がドイツのカトリック者との和解の祈りの運動として始めたもので、現在世界の50カ国で支部を持つ、非暴力・平和運動ネットワークです。米国のパックス・クリスティは、140人の司教、400の修道会、750の地方支部をメンバーとして持っています。今回の総会は、「神の民は、これ以上待てない・すべての人に経済の正義を―司教教書20年を記念してー」のテーマで開かれ、全国から500人が参加しました。それぞれの場で文字通り「いのちを賭けて、非戦、非核、非軍事化、人権、環境のために闘っている」なかには、逮捕歴もある活動家たちですが、とくに強く印象を受けたことは、非暴力運動が、祈りの表現であるという真理です。イザヤ預言書の「剣を打ち直して、鋤とし、槍を打ち直して鎌とする。」という言葉を文字通り実行して、兵器工場の中に入り、ミサイルを叩き、逮捕された人たち、イラク戦争に抗議して灰の水曜日に基地に入り、自分の血を注ぎ、座り込んで祈り、裁判にかけられた人たちの生き様を見聞きして、祈りそのものが、平和の行動として、暴力にたいする力強い抗議を意味しているのだと感じました。今ブッシュ政権は、イランに対する核攻撃を辞さないと表明していますが、最初の48時間以内に240万人が殺戮されるという恐ろしい計画です。日本の憲法9条を守るための支援を要請する私たちに対して、パックス・クリスティの仲間たちが、9条は米国にも必要な憲法だと力強い連帯を表明してくれました。その後ワシントンに赴き、ロビー活動のネットワークの人々や、民主党議員関係者などに出会い、アジア太平洋地域における米軍再編の現状と平和憲法のおかれている危機的状況について伝えることができました。来年の5月3日を目指して、グローバルな9条行動が広がりそうです。
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◆ 事務局から 大変遅くなりましたが、2005年度の会計報告をお知らせいたします。
--(お願い)-----------
今回、会費の振込用紙を同封させていただきました。すでにお振り込みのグループの皆様、ありがとうございました。またこのお知らせと入れ違いにお振り込みいただいた方、失礼しました。
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秋も深まり、実り多き季節となりました。これまでの皆さんのご活躍をご報告いたします。
活 動 報 告
(講演会、学習会、分かち合いの会など、全国から寄せられた報告です)
●札幌
憲法9条が改悪の危機にさらされている今、少しでも多くの人に9条の大切さを訴えたいと思い、7月11日、「ピース9の会 はまなす」と「ピース9の会L」は正義と平和委員会担当司祭、
新海雅典神父様にお願いして「憲法9条とカトリックの平和の教え」というテーマで、平和を守るための学習会を開きました。
1)旧約聖書にみる平和/新約聖書による平和/教会の伝統的「聖戦論」について/現代のカトリック教会の平和論 2)非暴力的平和主義,非武装中立論の象徴としての「日本国憲法前文および第9条」 3)「無防備地域宣言運動」について。以上の項目で講演していただきました。参加者は35名ほどでした。講演の前に私たちがつくった「憲法は世界の宝」の紙芝居とペープサートを見ていただきました。この学習会の中で、札幌にある「ピース9の会」の方々と出会い、今後協力していくことにしました。 (ピース9の会 はまなす・高野祥子)
●岡山
私がピース9の会にかかわるようになったきっかけは、2年くらい前に、教会で平和共生委員会という委員会が立ち上がり、松浦司教の講演会を開くことになった際、関係者で「とりあえず、みんなで入ろう」となったことでした。そのときは参加者からも多くの方がピース9の会の会員となったことを覚えています。非常に安易なきっかけでしたが、そんな自分が活動に積極的にかかわりたいと思うようになったのは、さまざまな場で、最先端で活動されている方々のお話を聞くうちに、意識が変えられていき、強められたおかげだと思います。講習会や集会は、意識を変えるとてもよい機会になっていると実感します。
ことしの4月にマイケル・シーゲル神父さんを招いて講習会を聞きましたが、「学術的なアプローチはとても新鮮だった」、「中国脅威論争の固定概念を覆された」との声が多くありました。教会の中でも、憲法9条の「改正」に対して、賛否両論のある現実がありますが、いろいろなアプローチで声を挙げ続けることが大切だと思います。一つのグループの小さな働きからでも、関心を持つ人が、1人でも増えますように。 (ピース9の会 L
and D・湯原千陽)
●長崎
ことし4月4日に長崎では、正義と平和推進部主催の高(はしげたのたか)見三明大司教機の講演があり、そのときピース9を知るきっかけとなりました。私たちの修道院では四旬節キャンペーンとして、恵の丘長崎原爆ホームでミニバザーを行い、4カ所に寄付を送らせていただきました。4千円のこりましたので、イラクの混迷した状況などにも思いを馳せ、少しでも平和のために考えるチャンスになればと話し合い、ピース9の会に入りました。
1日も早く世界がまことの平和になりますようにと、修道院で老いも若きも祈っております。
(ピース9の会・山百合)
●東京
6月3日(土)午後1時半から3時間ほど、東京の「マラナタ」グループの呼び掛けで、四谷のニコラ・バレ会議室を会場に開かれた表記の会合は、参加者27名というこじんまりとした規模のものでしたが、出席者の多くが前々から期待していた、各ピース9どうしの交流ともなる、体験と意見の交換の場となりました。
70代から50代まで呼び掛け側の4人それぞれの体験と関心が語られたことをきっかけに、4グループに分かれての話し合いと、最後に全体での討論が時間いっぱい続けられました。信仰との矛盾を感じながらの商社マン生活から退職後、仕事でも鍛えた語学力を活かして難民センターで奉仕したり「商社9条の会」にも属してあらためて憲法を学ぶようになった体験や、一般主婦の信徒としてまったく関心のなかった社会問題に一度心の窓を開くと、限りなくかかわりの手がかりを発見するようになった証しなどが語られ、このようなところから市民として発信することの大切さが実感される集会でした。 (ピース9の会 マラナタ・中村友太郎〈司会〉) *発題者:ジョージ・ギッシュさん ○1米国の田舎での幼時戦争体験と兵役拒否の体験から。
○2難民との出会いから。
木邨健三さん 戦争体験と「死の美学」を育てる「教育の怖さ」
戦時中の日本のカトリック教会の苦境について。
海老名幹雄さん 戦時下での障害児としての差別体験を踏まえて現今の社会
風潮に対して取るべき姿勢は?
坂詰美代子さん 「無防備地域宣言」をめぐる運動と「憲法9条」問題
●熊本
愛・平和・うたのコンサート
うたうあなたが主役です。と、8月26日(土)午後、熊本市内のくすのきクリニックで、第8回うたのピースウェーブを開きました。4年前,有事法案が国会で通されようとしていた時、有志を募って、平和の声をうたごえで広めようと始めました。8月の熊本は特に暑く、そのような中でも、夫婦連れで、友達を誘っての参加で会場は埋まりました(71名参加)。
平和への思いとともに、熊本の地を平和の花で、いっぱいにしようと、昨年に続き、5本のアンネのバラ苗と、むらさき花だいこん(紫金草)の種子を、参加者全員に配りました。
この花は、日中戦争のころ、薬学者で陸軍衛生材料厰の厰長だった山口誠太郎さんが種を南京から日本に持ち帰り、「紫金草」と名付けて,蒔き広めました。
戦後,「南京大虐殺犠牲者への鎮魂」と、「不戦平和の思い」に賛同する人たちによって、「平和の花」として蒔き広められた小さな花は、強い花だったこともあり、今ではいろいろなところで,見られるようになりました。絵本「むらさき花だいこん」の原作者、大門高子さんの協力でつくられたオリジナルビデオの上映は、このやさしい花にこめられた、ある兵士の平和への思いと共に、参加者に大きな感動を与えました。
また「むらさき花だいこん」「折り鶴」「鐘の鳴る丘」など20曲を合唱団と一緒に、全員で思い切りうたい、憲法9条を守ろうと、平和を誓い合いました。 (ピース9の会 銀河号・山辺京子)
なお、DVD,ビデオ「平和の花、むらさき花だいこん」の問い合わせは,事務局まで。
◆ 事務局から 今回同封いたしましたポスター(各グループ1部)は、教会で、あるいは集会、イベントの際に「憲法9条を世界の宝に」とアピールできるような、ポスターを、との会員の声によって、生まれました。さらにお求めの方は、お名前,グループ名,ご住所、電話番号(FAX)をご連絡の上、ご注文ください(送料実費負担)。カンパをお願いいたします。
ピース9( No. 22) 2006.12
2006.12.20
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10日本カトリック会館気付「ピース9の会」
TEL 03-5632-4444 FAX 03-5632-7920 E-Mail p9@cbcj.catholic.jp
★メンバーのみなさまにお知らせ下さい。★ご意見・ご提案をお待ちしています
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★賛同支援状況
1010グループ、3,908人 のメンバーになりました。(12月14日現在)
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2006年を終えるにあたって
呼びかけ人 松 浦 悟 郎
皆さん、元気でお過ごしでしょうか。憲法九条のすばらしさを共に訴えてきたこの一年も終わろうとしています。振り返ってみれば、改悪に向けての政治状況は決して良くはなっていませんが、それでも市民運動などの草の根レベルでは広がりつつあるし、希望はあります。最大の敵は、私たちがあきらめたり、無力感で声をあげなくなることです。先日、小田実さんが講演会で「デモクラシーとは、民衆の力という意味だ。日本では選挙結果がすべてみたいに言うが、一人ひとりが自覚して行動し、社会を変えていくことができるのが民主主義だ。選挙はそのあらわれ方のひとつだ」と力説していました。そう言えば、9.11事件の後、ブッシュ大統領支持率は実に90%を超え、一気に戦争へと突き進んで行きましたが、その同じ国民がこのたびの選挙でブッシュ政権にNOを突きつけたことを思えば、人々の声が巨大な政権さえも動かしえることを証明しています。
先日、ある講演会で講師が「人類の歴史の中でこの100年ほどの間に『戦争はおかしい』という考え方がようやく出てきた。人類が9条にたどりつくまでの道のりはいかに遠かったことか。それはまた、人間は尊い、命は大切にしないといけないということにたどりつくための道のりでもあったのだ。引き返してはいけない」と語りました。この言葉はわたしたちの確信でもあります。人類が多くの犠牲者の上にようやくたどりついた9条を、保つか手放すかは、この時代の責任を担う私たちにかかっていると思うとき、力の大小を問わず声をあげ、行動することが必要だと思います。
来年も共にがんばりましょう。80歳を過ぎたある女性は、一人で黙々と近所を回って署名を集め、今も首相や各政党の党首に手紙を書き続けています。彼女の行動は、もはや次の世代の人々に何とか9条という平和の礎を残したい、世界が平和であってほしいという思いでいっぱいなのです。私たちもあきらめずにやり続けましょう。
皆さま、どうぞ良い年をお迎えください。
世界の平和を祈りつつ
* * * * * * * * * *
◆事務局から 今回メンバーの方より憲法9条を守る活動のために、特別にご寄付100万円をいただきま した。ありがとうございました。このご寄付はピース9の回が学習会、集会などを行うときの「活動援助金」として活用させていただきます。なお、財源に限りがあるため、補助の上限は、10000円とさせていただ
きます。 (講師謝礼、会場費、資料費などにご利用下さい)。 詳細は事務局までお問い合わせ下さい。
メッセージ宅急便(名古屋教区東山教会のご快諾をいただき、小教区報のメッセージをお届けします)
●棄ててはならないと思う憲法9条 名古屋教区・東山教会主任司祭 立垣 昭
憲法の問題は政治の問題だから、神父も信徒も、個人としてどの立場を取るのは自由だが、何か一つの考えを他人に押し付けるのは間違いだ、といった意見がカトリック新聞にのっていた。憲法に従って政治を行うので、その結びつきも大切だが、それにもまして、わたしたちの生活と結びついている。
国、ここでは国家、政府、裁判所といった権力を持つ者が、国民の権利を尊重し、侵さないように、国が暴走しないように、レールとブレーキを用意したものが憲法だと言う人がいる。もっともだと思う。だが、それだけではない。国として、また国民として、自分たちの生き方の根本、特に何を大切にし、どんな生き方をしたいのか、夢と方向付け、そのために国と国民の果たすべき役割をきちんと決めたものが憲法だともいえる。
別の言い方をすれば、わたしたちが理想とする、平和で自由な生き方(なかでも信教の自由はわたしたちの生死に関わる問題だ)が、どうやったら実現し、保てるのか、その根本を示すものと言える。
最近二つの本を読んで、日本の憲法、特に9条の稀少さをあらためて見直す機会となった。一つは「憲法9条を世界遺産に」太田光(ひかり)・中沢新一(の対話)集英社新書で、60年前、之が作られたのは、まさに奇跡としか言いようがない。時のアメリカの良心と日本の平和希求が結ばれて、世界に例を見ない理想を語る憲法ができたのだという。その中で「イシ 北米最後の野生インディアン」シオドーラ・クローバー著、行方(なめかた)昭夫訳・岩波現代文庫、の話がでてくる。
「イシ(この男性の名で“人”の意)」の著書クローバーの娘が「イシ」再版に寄せた序文に「イシは有史前の石器時代とあわただしく工業化した20世紀の間に横たわる巨大な溝をたった一歩で跨いでしまったのである。その一歩は品位のあるもので、人間としての尊厳を少しも失わぬものであった。この事実からも、「文明」と「未開」の間に存在するといわれる溝は、実は単に無知と偏見と恐怖心の溝にすぎぬことが判明する」と記す。終わりの方にイシのデスマスクの写真があった。説明にサクストン・ポープ医師の愛情のこもった作品、とある。
この写真を見て、わたしは、創世記1章に記されたことば「神はご自分にかたどって人を創造された。」を思い出し、最初の人アダムは、きっとこのような顔だったろうと思った。それは確信に似たものだった。それほど、彼の顔は人としての尊厳と、神の似姿としての高貴さを感じさせるものだった。
「憲法9条を…」の中で、太田さんは、この本を読んだとき、アメリカ人の良心を感じました、といっている。中沢さんは、当時のアメリカ人の中に生きていた、人間の思想のとてもよいところと、敗戦後の日本人の後悔や反省の中から生まれてきたよいところが、うまく合体している、と言い、太田さんも、日本人だけで作ったものではないからこそ価値があると思う。あのときやってきたアメリカのGHQと、あの時の日本の合作だから価値があると。アメリカとしては、あの憲法を日本に与えて実験的な国を作ってみようという意図があったかもしれない。だから、あそこまで無邪気な理想論が生まれたのでしょう、とも言う。
敗戦の翌年に作られた憲法を、60年使ってみて日本人は、これがあるために、不自由さや平和が脅かされたと感じるだろうか。現状では逆で、日本は、ことさら不安と不自由な世の中に変えられる方向へと動いているといってよいではないか。
少数民族、特に各地に生きる「原住民」と呼ばれる人々の生き方に、わたしたちが学ばなければならない大切なものが多い。そして、それこそイエスが「貧しい人」と呼んだ人たち、「幼子のようにならなければ」といわれたイエスの心を読もうとするとき、どれほど大きな犠牲を払ってでも、この国の宝、また世界の宝として憲法9条を見直し、棄ててはならないと思うのである。
2003.12.18
ピース9 2003. 12
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10 日本カトリック会館気付「ピース9の会」
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★メンバーのみなさまにお知らせ下さい。 ★ご意見・ご提案をお待ちしています
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★ 747グループ、2785人 のメンバーになりました。(12月17日現在)
★ 6月に皆さまに呼び掛けました、「憲法9条を世界の宝にしたい人」(サポーター)
賛同者は 2446人 になりました。(12月17日現在)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
年の瀬を迎え、いかがお過ごしでしょうか? 日本政府によるイラクへの自衛隊派遣のニュースをはじめ、新しい年を迎えるに当たり、改めて憲法9条をまもっていく決心をかためたいと思います。各地からイラク派兵反対の声、そして平和行動のお知らせがありました。
ピースX9の会事務局に、市民団体から「憲法改悪に反対し、9条をまもり、平和のために生かす署名運動」への賛同依頼がありました。(詳細は、別紙の署名用紙をご覧下さい。)
憲法9条をめぐる急激な状況の変化に、市民団体も危機感を持って活動しています。ピース9事務局では、独自に「憲法9条を世界の宝にしたい人」賛同者(サポーター)を募っておりますが、それとは異なり、衆議院・参議院へ提出する、請願署名です。ピース9の会としてもできる限りの協力をしたいと思います。なお、署名シは直接送付先の市民連絡会に送っていただいても、ピース9事務局にいただけましたら、こちらからまとめてお送りします。なお、署名用紙は各グループでコピーをしてご利用いただきますよう、お願いいたします。なお、必要部数が多かったりコピーが難しい時は、事務局にご連絡いただければお送りします。
今年もクリスマスのご挨拶をお送りします。
お体に気をつけて、よい新年をお迎え下さい。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
10月25日
アメリカで1991年に「第9条の会」を立ち上げ「憲法9条を世界の宝に」と最初に訴え、活動しているチャールズ・オーバービー博士の講演会が東京でありました。博士は、「憲法9条は、第二次世界大戦の灰の中からよみがえった不死鳥です。」と語り、武力によらない平和aへの協力を呼びかけました。
(事務局)
● お願い と ご連絡 ●
◆今回、2003年3月までにご登録のグループに会費の振込用紙を同封しました。すでに今年度お 振り込みのグループの皆さま、ありがとうございました。なお、このご案内と入れ違いにお振 り込みいただいた方、失礼いたしました。
◆メールでのご連絡を希望している方にメールを送信しますが、戻ってきてしまうメールがあり ます。お心当たりの方は p9@cbcj.catholic.jp までご連絡下さい。また新たにご希望の方も ご連絡下さい。(グループ名、お名前、ラベルの右上の整理番号)をご連絡下さい。
2003.9.5 1/4
ピース9 2003. 9
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★メンバーのみなさまにお知らせ下さい。
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★ 686グループ、2544名 のメンバーになりました。
★ 6月に皆さまに呼び掛けました、「憲法9条を世界の宝にしたい人」(サポーター) 賛同者は 1563名 になりました。(9月2日現在)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
新しいグッズを作りました。
また、ピース9オリジナル年賀状を作ります。
(こちらはあらかじめ予約を頂き、印刷をします)
どちらも詳しくは別紙をご覧下さい。
8月26日、事務局に 池住義憲さん(国際民衆保健協議会日本連絡事務所代表) からのメールニュースが届きました。8月25日のニュースに関して、ピース9の活動にも参考になると思い、皆さまにご紹介いたします。
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憲法「改正」への加速度的動き
8月25日、小泉首相は自民党の山崎拓幹事長に、党としての憲法改正案を2005年11月15日(この日は自民党結党50周年記念日)までに取りまとめるように指示をしました。首相公選制の是非や基本的人権への環境権の明記することなども検討する意向ですが、ポイントは、「集団的自衛権の行使を禁じた憲法第九条の見直し」です。憲法「改正」の前提となる国民投票法案も検討を指示しました。ついに、ここまで来てしまいました・・・。
憲法「改正」の動きは、2000年1月に憲法調査会が衆参両院にそれぞれ設置されて、現在も論議が進められています。日本国憲法について広範かつ総合的な調査を行い、2005年初めに改憲の方向性をにじませた最終報告書をまとめる方向で作業が進められています。また、この衆参両院の憲法調査会とは別に、2003年6月には自民党独自の憲法調査会
(会長:葉梨信行元自治相)が憲法改正要綱案を作成したことが明るみに出されました。その案には、「国家の独立と安全を守るため、個別的自衛権および集団的自衛権を有する」と明記し、「両自衛権を行使するため、国防軍を保有する」と打ち出していました。自衛隊を軍隊に衣替えしようというものです。同時に、有事の際に首相の権限を強化し、迅速に必要な措置を国民に命令し、地方自治体を直接指揮できるようにする「国家緊急事態」条項を憲法に明記するとしています。
今回の小泉首相の発言・指示は、自民党総裁選をにらんで全国の自民党党員票を獲得するという再選戦略と同時に、こうした憲法「改正」へ弾みンをつけて自民党総裁として、そして政府としても憲法「改正」の方向に進むことを公式に表明したものです。
憲法を改正するには、衆参両院で三分の二以上の賛成で国会が憲法改正案を発議し、それを国民投票において過半数の賛成を得なければなりません。しかし、今年4月から6月にかけて審議された有事関連三法案が、衆議院本会議では共産党と社民党を除く9割の与野党議員の圧倒的多数による賛成(5月15日)で可決、参議院本会議では7割を超える賛成多数で可決、という状況をみると、残念ながら今のままでは憲法改正案の発議が可能となってしまいますキ。従って、このままでいけば憲法改悪阻止できる道は、私たちの国民投票だけ、ということになります。(後略)
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8月25日の小泉首相の発言に驚いた方も多いと思います。
サポーター署名の人数報告と共に、メンバーの方より下記のメッセージを頂きました。
「今の日本政府の動きは本当に恐ろしいと思いますが、それにしても国民の声がこんなに小さくなってしまって、これでは本当に心配です。全体的に無気力な状態、どうしてなのでしょう。だから私達の活動が必要なのでしょうね」
憲法が「改正」される、、、つまり、それは第9条が変えられる、日本が戦争する国、できる国になってしまうことです。ピース9の活動を通して、一人一人の平和への願いが
ひろがっていきますように、共に歩みましょう。
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代表者、連絡先のご変更、転居、メンバーの新しい加入、などございましたお知らせ下さい。 皆さまからのご意見、ご提案をお待ちしています。
● 会費のお振り込みのお願い ●
・今回、2002年12月までにご登録のグループに振込用紙を同封しました。
・すでに今年度お振り込みのグループの皆さま、ありがとうございました。
なお、このご案内と入れ違いにお振り込みいただいた方、失礼いたしました。
憲法9条を世界の宝に
ピース9 2003. 6 * 〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10 日本カトリック会館気付「ピース9の会」
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★メンバーのみなさまにお知らせ下さい。peace9peace9peace9peace9peace9peace9peace9peace9peace9peace9peace9
● 645グループ、2400名のメンバーになりました。(6月25日現在)
すっかり夏の陽気になりました。皆さま、お元気ですか?
イラク戦争を機会に、なし崩し的に私たちの生活に関わる法律が決まっていきました。さて、このたび、松浦代表からの活動提起をお知らせします。別紙をご覧ください。あくまでも一つの試みですが、一人一人の心をつなげていく助けになればと願っています。「憲法『改正』に反対し憲法9条を世界の宝にしたい人」用紙はご自由にコピーしてください。また事務局にも用意してありますので必要な方はご請求下さい。
★活動報告が届いています。
†主の平和!
ピース9のみなさま、心からの御挨拶を送ります。
三月下旬、地域で開かれた花の歌コンサートで
歌曲「憲法第九条」を歌いました。
池田香代子さんの「やさしいことばで日本国憲法」
によるものです。
池田さんに曲にして歌うことをお許しいただき、
作曲者のK氏からCDをお送りしました。池田さん
からは「心にしみた」とお返事があったとのことです。
また、新聞で「私達は微力だけれど無力ではない」と
池田さんが発言しておられるのを読み、勇気をいただきました。
私は平和を願って、アメイジング・グレイス、 アベ・Eマリアなどをコンサートで歌っております。「憲法第九条」が、地球に生きる全ての人々の中に、花がかおるように伝えられますように!
「主よ、私達を平和の道具にして下さい。そして悪の力に打ち勝つことができますように」と祈ります。
ピース9 メグ 代表 玉置 道子(北海道)
*お知らせとお願い*
前回のニュースレターでお知らせしました、「ピース9シール」はマークのデザイナー、関和廣さんのご好意もあり、2シートで100円としました。どうぞ、積極的にご利用下さい。なお、お求めやすいよう、100円単位で切手をお送り下されば、その分のシールをお送りします。(例えば、500円分の切手で10枚、お送りします)
また、代表者、連絡先のご変更、転居、メンバーの新しい加入、などございましたお知ら轤ケ下さい。なお、シンボルマークをつかったグッズを制作中です。できましたらご連絡いたします。
皆さまからのご意見、ご提案をお待ちしています。
2007.8.31
ピース9 ( No. 25) 2007.8
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10日本カトリック会館気付「ピース9の会」
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★メンバーのみなさまにお知らせ下さい。★ご意見・ご提案をお待ちしています
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★賛同支援状況
1,042グループ、4,027人 のメンバーになりました。(8月17日現在)
ピース9の会の皆様へ
呼びかけ人 松浦悟郎
厳しい暑さが続きますが、皆さま、元気でお過ごしでしょうか?先の参院選挙では自民党が大敗しました。必ずしも憲法が選挙の争点になった結果ではありませんが、少なくとも国民投票法案を強行採決で通すなど、強引に突き進んできた安倍政権の改憲のスピードに若干のブレーキがかかったと言えるでしょう。しかし、憲法について国民の明確な意思表示があったわけでもないので、いつ振り子が戻るかも分かりません。その意味では、わたしたちは選挙結果に関わらず、9条に込められた平和への思いをこつこつと伝え続けることが大切でしょう。
先日、憲法について勉強を始めた青年たちが立ち寄ってくれました。その中に自衛隊を辞めた人がいて、こんな話をしてくれました。彼は自衛隊にいたときには、国を守るためには最低限度の軍事力を持つべきだし、そのために憲法も改正すべきと考えていたのですが、初めて広島に行ってその惨状に触れたとき、一瞬のうちにその考えが変わったということでした。このことは、とても大切なことだと思います。確かに“憲法論議”で納得できるように説明したり、論議をしたりする必要がありますが、何よりも重要なことは戦争の実態にわずかでも触れることで、いかなる理由があれ絶対に戦争をしてはいけないと腹の底から感じることだと思います。そうすれば、60年以上も戦争を実際に止めている憲法9条の重要さが分かると思うのです。そうなれば、どんなに軍隊が必要だという“もっともな理由”を言われても、その理由をむなしく感じるに違いありません。一番正しいことに確信を持つとき、人はもっとも強くなれるし、恐れはないのです。戦後すぐ出された中学一年生の社会科の教科書(文部省)の中に、このことが書いてあります。戦争放棄について「放棄とは、捨ててしまうことです。しかし、みなさんはけっして心ぼそく思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの国よりさきに行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません」(『新しい憲法の話』童話屋より)
最近、広島市の近くのある学校で、毎年行ってきた広島の平和公園での平和学習が自動車工場の見学に変わってしまったという話を聞きました。戦争体験者も少なくなってきた今、子どもたちや若者たちがもっともっと戦争の実態について話を聞いたり、現地学習をするなどをして、戦争を絶対してはいけないこと、平和のために何かしなければ必ずそれを失うことを実感してほしいと願うばかりです。
「ピース9の会」がまた少しずつ増えてきました。いつか来るであろう“9条を手放すかどうか”(国民投票)が迫られる時のために、9条を一字一句変えないという意思表示をする、この一点で作られている「ピース9の会」を増やしていくことがそのまま「選択の時」の準備になると思います。共にがんばっていきましょう。
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メッセージ宅急便(名古屋教区東山教会のご快諾をいただき、
小教区報からメッセージを御届けします)
60年以上も前、戦争は本当にあったのです。この度同教会の小崎和子さんが、平野貞子さんの幼少の時の戦争体験をまとめてくださいました。
● 平野貞子さんの戦争体験○3 名古屋教区・東山教会信徒 小崎 和子
フィリピン戦についての記録を見ますと、比島沖海戦は1944年10月中には決着しており、10月20日米軍レイテ島での決戦は二カ月続き、約8万の兵隊が死んだとなっております。マニラ陥落は1945年2月末です。
そしてとうとう3月18日パナイ島に米軍が上陸してきました。
「空襲続きでしたが、あの日はとくにひどかった。家の防空壕に入っていたのですが、母が『ここは危ないから病院へ逃げよう』って言い出したんです。あの爆撃の中をどのようにして逃げたのか覚えていません。置いていかれまい、とただ夢中だったんでしょうね」。
父親はすでに現地召集で兵隊にとられていました。聖パブロ(パウロ)病院へ逃げたのは、小学五年生、十一歳だった二女の貞子さんと母のモヨエさん(42)、三年生の三女容子ちゃん(8)、四女勝美ちゃん(6)、五女米子ちゃん(5)、三男健三ちゃん(3)の六人でした。貞子さんの上には兄姉がいるのですが、日本の教育を受けさせたいという両親の希望で帰国していました。
「病院には空襲で怪我をしたフィリピン人がたくさんいて、マドレ(修道女)があわただしく走り回っていました。しばらくして町を見ると、もう火の海でした。そんな時母が私たちに『これから兵隊さんと一緒に山へ逃げるのよ』と言い出したんです。わけがわからずにいると、母は毛布を肩からタスキがけにさせ、リュックを背負わせてくれたんです」
リュックには乾パン、薬とセーターなど、わずかだが着替えが入っていました。お母さんはいずれこんな時が来ると考え、準備していたのでしょう。
「そんな私たちを見て、スペイン人のマドレが『こんな小さな子供を連れて逃げるなんてことをしてはだめ。私がかくまってあげるから、ここに残りなさい』って言ったのね。すると母は『日本では、捕虜になることはとても恥ずかしいことなんです。だから兵隊さんと一緒に逃げるんです』と、きっぱりと言ったんです。マドレは、ああ、というように首を振りました。仕方がないと思ったんでしょう。私たちにとてもいい香りの香水をふりかけてね、何も言わずに一人ずつ抱きしめて、ほうずりしてくれたんです。そして玄関まで出てきてね、さようなら、さようなら、と見えなくなるまで手を振って送ってくれたんです」
戦闘が続いていました。大砲の音、ピュツと飛び交う銃弾、「伏せっ」の声。
「ちょっと戦闘が治まって、公園で休憩した時に、邦人仲間の男の子がいなくなったと大騒ぎになったんです。だけど捜しようがないんですよ。またすぐ戦闘が始まるんですから。お母さんと絶対にはぐれてはいけない、離れたら取り残される、その時私はそう思い知りまして、それから必死で歩きました」
「ヤシ林に川が流れていて、私たちが渡り終わって、続いて傷病兵なんでしょう、白衣の兵隊さんたちが川に入ろうとしたとたん、ドーンとものすごい爆弾の音がしたんです。パッと見ると、たくさんの兵隊さんがフワーッと空高く舞い上がったかと思うと、手足がバラバラになって落ちてきて、ヤシの木にひっかかりました。ワーッと私は目をつぶり耳をふさいで伏せたんです。
しばらくして目を開けると、あたりは死人の山でした」
間断ない攻撃をくぐり、折り重なる屍の脇を抜け、平野さん親子の逃避行は続きました。ノドの渇きに耐えきれず、田んぼの泥水をすすりました。そばを長い角の水牛がのそりと歩いていたそうです。(続く)
* * * * * * * * *
活 動 報 告
(講演会、学習会、分かち合いの会など、全国から寄せられた報告です)
●京都
松浦悟郎司教講演会「キリストの平和を 大いに語る」
7月22日(日)午後2時からカトリック加悦教会で、「キリストの平和〜司教団メッセージから〜」という題で、大阪教区補佐司教の松浦悟郎さんに、講演をしていただきました。
今回はカトリック信者を対象に京都の北部の11教会にご案内をし、主催は、宮津ブロック与謝エリア社会活動部、ピース9の会という形でしました。
前回2005年に一度来て頂き、教会以外の会場でピース9主催で行ったところ、信者の参加が少なかったということと、昨年の戦後60周年の「非暴力による平和への道」に引き続き、今年は「政教分離と信教の自由」という司教協議会から2冊もの小冊子が出されていて、「教会信徒にこの危機感を共有してもらいたい」との思いからでした。
今回梅雨の明けない蒸し暑い中、会場は小さなホールでしたが、80名ほどの参加がありました。舞鶴、福知山、丹後の教会からも参加があり、教会外からの参加者もありました。ピース9コーナーで関係するグッズや本を販売、参考図書を展示もしました(今宮津教会で取っているDAYS
JAPAも)。
初めに「素晴らしい約束」を皆で歌い、続いて5分のスライドショウ。DAYS JAPANから許可を得てイラク、ベトナム、沖縄基地などでの惨状の写真、また太平洋戦争での日本軍の蛮行の一部などを見ていただき、最後に日本国憲法の第9条を映し出しました(流した音楽は坂本龍一さんの「アレクセイの泉」から)。
松浦悟郎さんは、政教分離の話から始まり(政教分離は宗教団体と時の権力が特別な結びつきを持つことを禁じていることであり、宗教者が政治について考え発言することはむしろ大事なことである)、非暴力、不服従運動の厳しさ(ガンジーの塩の行進)、今の地球上の富める者と貧しい者のとんでもない格差社会(テロしか抵抗の仕様がないところまで追い詰めているものは何か)、世界の軍事費を見ると、アメリカはダントツだが、日本はすでに世界第3位であること、これだけの予算があったら何ができるか(世界の地雷除去、飢餓民の食糧援助、難民支援、教育など)など一気に力強く語られました。
そしてそんな日本が今憲法を、変えようとしていることによって脅かされているもの、9条を今より徹底する場合と、9条を変えて軍を持った場合の影響比較を、分かりやすく箇条書きでまとめてくださいました。1時間半くらいの講演の後、2〜3の質問を受けて終えました。
集まりは大変好評で、外部の参加者からは「カトリックの視点が良く分かりました」という声が聴かれました。ピース9が舞鶴ブロックでも広がってほしいと思います。
参議院の選挙を1週間後に控えて、今回講演を聴いていただけたことは、大変いいタイミングだったと思います。
(ピース9の会 スピリット 吉田真理子)
ピース9オリジナルグッズ のご案内
〒135-8585東京都江東区潮見2-10-10日本カトリック会館気付「ピース9の会」
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▼ シール(10×21)50円 ▼うちわ(24×35)100円
☆色バッチ(白、緑、赤、黄、紺、黒)大小共100円、カードセット(はがきサイズ)100円、ステッカー6色セット(直径85汢~形)150円。
☆松浦悟郎司教講演録「福音と平和憲法」50円
☆ ご注文には、お名前、ピース9グループ名、ご住所、お電話(FAX)をご連絡の上、
お申し込みください。
☆お支払いには、ご注文品の郵送時に、同封いたしました、振込用紙をご利用ください。
なお送料は、実費負担をお願いいたします。
2007.6.30
ピース9 ( No. 24) 2007.6
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★メンバーのみなさまにお知らせ下さい。★ご意見・ご提案をお待ちしています
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★賛同支援状況
1039グループ、4,015人 のメンバーになりました。(6月14日現在)
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パックス・クリスティUSAのホワイトハウスでの4・27抗議行動
パックス・クリスティは、1945年第二時世界大戦終了と共に発足したカトリック平和運動ネットワークです。人権、非武装、経済と環境の正義など広範囲な活動をグローバルに行っています。本部をベルギーに置き世界30ヶ国、加盟組織は6万、ヨーロッパ議会、国連人権委員会に代表を送っています。
今回は、2005年に国際パックス・クリスティと友好団体となった日本カトリック正義と平和協議会及びキリスト教会の要請に応え、安倍晋三首相とブッシュ米国大統領の晩餐会の時間に憲法九条を護るための抗議行動を行いました。日本からの要請としてパックス・クリスティUSAが行いました。
今、日本は大きな岐路に立っています。国内の右傾化、米国からの軍事同盟の強要です。国民投票法案の採択など大事な平和憲法が揺らいでいます。
パックス・クリスティはオルタナティブな生き方や世界のありかたを示す行動を共に行います。
非暴力の原理を示した「憲法9条」を持つ日本は、国家のありかたを実現する憲法ととらえ、世界の国々特に米国が持つべきと,訴えています。
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パックス・クリスティUSA(米国の全国的カトリック平和活動)からの連帯メッセージ
2007年5月3日
パックス・クリスティUSA(米国カトリック平和活動)
皆様
憲法記念日にあたり、ご挨拶申し上げます。皆さんが日比谷公園に集われている間にも、我々は地球の裏側で皆さんと連帯しています。国際的カトリック平和活動であるパックスクリスティ・インターナショナルの米国支部として、我々は日本カトリック正義と平和協議会と共に、皆さんの非常に重要な活動に協力してきました。9条を守り、それを日本だけでなく国際平和と安全にむけた独自の強力な貢献として高めていく活動に参加出来ることを光栄に思っています。
先週木曜日、安倍首相がワシントンDCを訪れた際、様々な宗教指導者が署名した9条を支持する首相宛の手紙を100通、日本大使館に手渡しました。その中には、「米国政府は、日本自衛隊を米国安全保障戦略に組み入れようと圧力をかけています。しかし、日本国憲法第9条は武力よりも効率的な平和と安全への道を示しています。」と述べられています。また、安倍首相がブッシュ大統領との夕食のためにホワイトハウスを訪れた際、我々はその外で9条を支持する旗を掲げていました。
戦後60年間、日本の侵略のために犠牲になった人は一人もいないと、日本国民が主張できることに、敬意を表します。アメリカでも同じ事が主張できたらどんなに良いでしょうか。
世界が組織的な非暴力へのコミットメントを切望している今、それが記された9条を守ろうとする皆さんの弛みない取組みに感謝すると共に、我々も同様な活動をしようと深く鼓舞されています。我々は、この件を米国議会議員に申請し続けます。
最後に、1945年にアメリカの原爆により日本国民が悲惨な被害を受けたことを謝罪致します。被爆者の方々の苦しみと、すべての破壊と失われた命に対し、深くお詫び致します。彼らの記憶と平和への希望をもって、我々は、9条のために今後も活動すると誓います。もう一つの世界は可能です。暴力のない世界は可能なのです。
心からの感謝をこめて パックス・クリスティUSA
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ピース9の会の皆様へ
呼びかけ人 松浦悟郎
暖冬と言われながらこのところ、寒の戻りがあるなど体調をくずしやすい季節ですが、皆さん、元気でお過ごしでしょうか?
さて、今年は憲法発布60周年という記念すべき年です。しかし、残念ながら政府は改憲のための手続き法となる「国民投票法案」を成立させようと強引に事をすすめようとしています。これが通ってしまうと、憲法を変えるための最終段階に入ることになります。
この投票法案では、憲法のどこが変わるのかをできるだけ国民に知らせないようにし、素早く簡単に変えられるように工夫されています。改憲案が示されてから決めるまでの期間が大変短いことや、憲法を変えようとする意見ばかりが流れる仕組みになっていることなど、多くの問題点があります。
憲法は、国民から権力を預かった政府が、その権力を乱用しないように定められたものです。政府が権力を乱用して戦争を起こすことがないように、また一人ひとりの人権を守るよう働くために、わたしたち国民が政府に対して命令する決まり、それが憲法なのです。もし憲法を変えるというのなら、政府からではなく、私たち国民の中から大きな声があがらなければなりませんし、内容に関してもどこがどう変わり、その結果私たちの未来がどうなっていくのかをすべての国民が理解し、責任を持って選ぶ準備ができていなければなりません。
あらゆるところでの武力行使を可能にする改憲を前提とした「国民投票法案」を絶対通してはいけないと思います。
同封の日本弁護士連合会作成の冊子をよくご覧になり、まず隣にいる人から始めてひとりでも多くの人にその危険性を訴えていけたらと思います。
NCC女性委員会
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メッセージ宅急便(名古屋教区東山教会のご快諾をいただき、
小教区報からメッセージを御届けします)
60年以上も前、戦争は本当にあったのです。この度同教会の小崎和子さんが、平野貞子さんの幼少の時の戦争体験をまとめてくださいました。
● 平野貞子さんの戦争体験○2 名古屋教区・東山教会信徒 小崎 和子
それが1898年アメリカとの戦争でスペインが負け、それ以来アメリカの植民地となったのです。しかしその頃には独立運動が発展してきて、アメリカは「原住民」の自治権を容認せざるを得なくなっていました。そして独立を主張するフィリピン人の革命家が日本の志士に援助を仰いだこともあって、「フィリピン原住民」の日本に対する感情はきわめて良い状況にありました。ですから日本車が現れるや、一般にはきわめて良好的雰囲気でこれを迎えました。
しかし日本の占領時代、一方で形式上の独立を許容しながら、軍政の厳しさと腐敗のため、日本軍占領3年余のうちに「原住民」は激しく日本を憎むようになったのです。とくに戦局苛烈となりフィリピンが戦場となるや、敗残の日本軍は「フィリピン原住民」に対する暴行をかさね、憎悪にいっそうの拍車をかけてしまいました。パナイ島はフィリピンの中でも以前から独立のゲリラ活動がさかんなところで、日本軍は彼らを危険視しきびしく迫害したようです。
このような時代背景をご承知くださって、平野貞子さんの戦争体験をお読みください。
平野さんが1941年12月8日から始まる日米開戦を知ったのは、このアメリカ領パナイ島の中心地イロイロ日本人学校の2年の時で、図画の授業の時先生から教えられたのでした。間もなく日本軍機がイロイロの町を空襲、爆撃されたガソリンスタンドが黒々と煙をふきあげ、フィリピン巡査が飛び交う飛行機めがけて届くはずもないピストルを撃ったことを、平野さんは覚えておられるそうです。
敵国人となった日本人たちはやがてイロイロ日本人学校の校庭に集められ、アメリカの支配下にあるフィリピン軍の監視のもと、山奥の村に抑留されました。戦局は初期には日本軍に有利に展開し、東南アジアの国々に快進撃していきました。マッカーサーのいたマニラを日本軍が占領したのは1942年1月2日でした。
そして4月頃、日本軍上陸の知らせがあったのでしょう、抑留中の邦人達は山肌に「日本」という大きな文字を書いたシーツを何枚か敷きました。ほどなく日本軍機がそれを見つけて飛来してきたかと思うと、戦車がゴーゴーと音を響かせてやってきて、邦人は日の丸の旗を打ち振り、「バンザイ、バンザイ」と叫んでイロイロに戻ったのでした。
「イロイロの街は、上陸した日本兵でとてもにぎやかでしたね。負傷した白衣の軍人さんもいて、慰問したこともあったんですよ。ポッポッポ鳩ポッポッポ…と日本の歌をうたってあげると、みんな涙を流して聞いてくれましてね。かわりにドングルコロコロを教えてもらったりして、しばらくは平和だったのよね。
だけど、登校の時は近くの公園に集まって二列に並び、軍歌を歌いながら歩いたものです。
それにね、その登校途中、憲兵がフィリピン人を目隠しして、刀でバサッと首を落とすのや、『突けっ』と叫んで、縛られたフィリピン人を突き殺すのを見たこともあります。怖くて怖くて、みんなで泣いて学校へ走っていきました」
戦局は早くも1942年6月のミッドウェー海戦の大敗以来、日本に不利に転換していました。アジアの国々に侵攻していた日本軍は、苦戦を強いられながら、敗退を重ねていったのです。(続く)
2007年6月
ピース9の会員の皆様へ
皆様の心からのご協力により、ピース9の活動を続けることができ、こころより感謝
申し上げます。遅くなりましたが2006年度の会計報告をいたします。
今後ともピース9の活動推進のために皆様のご支援をお願い申し上げます。
呼びかけ人 松浦悟郎
ピース9の会 2006年度会計報告
(2006年4月1日〜2007年3月31日)
収入の部
当年度収入 単位:円
前年度繰り越し 2,134,877 前年繰り越し
グループ会費 1,254,740 会費
寄付・カンパ 847,823 寄付金
年賀ハガキ・グッズ 4,221,755 年賀ハガキ・ピース9グッズなど
雑収入 3,990
特別寄付 1,000,000 特別献金
収入合計 9,463,185
支出の部
当年度支出 単位:円
通信費 792,564 ニュースレター等
年賀ハガキ購入代金 3,685,000 年賀ハガキ73700枚
印刷代、コピー代 721,688 印刷等、ニュースレター
資料図書 150,000 憲法9条に関する一考察
消耗品 214,222 グッズ等の購入
諸謝金 531,962 デザイン料、パート等への支払い
会費 2,000 インターナショナルデー場所代金
広告宣伝費 386,442 キリスト教宗教新聞等に掲載
交通費 194,430 呼びかけ人等出張旅費
援助金 170,000 会員イベント援助
中央協議会使用料* 480,000 会館使用料、事務所費
次年度繰越金 2,134,877
支出合計 9,463,185
収支差額 0
*中央協議会使用料について ピース9の会発足以来2004年まで場所及び事務費・人件費を無料で提供していただきました。グループ会員が年々増え、グッズの売り上げ、寄付などで余裕ができてきましたので、
05年度に一括して支払うことができるようになりました。06年には使用料(室料、光熱費、電話代)など月額4万円払うことにしました。
2007.3.23
ピース9 ( No. 23) 2007.3
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10日本カトリック会館気付「ピース9の会」
TEL 03-5632-4444 FAX 03-5632-7920 E-Mail p9@cbcj.catholic.jp
★メンバーのみなさまにお知らせ下さい。★ご意見・ご提案をお待ちしています
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★賛同支援状況
1027グループ、3,964人 のメンバーになりました。(3月19日現在)
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ピース9の会の皆様へ
呼びかけ人 松浦悟郎
暖冬と言われながらこのところ、寒の戻りがあるなど体調をくずしやすい季節ですが、皆さん、元気でお過ごしでしょうか?
さて、今年は憲法発布60周年という記念すべき年です。しかし、残念ながら政府は改憲のための手続き法となる「国民投票法案」を成立させようと強引に事をすすめようとしています。これが通ってしまうと、憲法を変えるための最終段階に入ることになります。
この投票法案では、憲法のどこが変わるのかをできるだけ国民に知らせないようにし、素早く簡単に変えられるように工夫されています。改憲案が示されてから決めるまでの期間が大変短いことや、憲法を変えようとする意見ばかりが流れる仕組みになっていることなど、多くの問題点があります。
憲法は、国民から権力を預かった政府が、その権力を乱用しないように定められたものです。政府が権力を乱用して戦争を起こすことがないように、また一人ひとりの人権を守るよう働くために、わたしたち国民が政府に対して命令する決まり、それが憲法なのです。もし憲法を変えるというのなら、政府からではなく、私たち国民の中から大きな声があがらなければなりませんし、内容に関してもどこがどう変わり、その結果私たちの未来がどうなっていくのかをすべての国民が理解し、責任を持って選ぶ準備ができていなければなりません。
あらゆるところでの武力行使を可能にする改憲を前提とした「国民投票法案」を絶対通してはいけないと思います。
同封の日本弁護士連合会作成の冊子をよくご覧になり、まず隣にいる人から始めてひとりでも多くの人にその危険性を訴えていけたらと思います。
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緊急レポート 「つらぬけ平和憲法」の幟旗を高々と掲げて
東京教区正義と平和委員会・担当司祭 大倉 一美
東京正平委の幟旗に「つらぬけ平和憲法」と筆で赤く大きく書いてくれたシスター、またこの旗を手作りしてくれた人はもうこの世にはいません。今のはやり言葉で言えば、二人はきっと「千の風になって」憲法集会やデモ行進のときに、風となって私たちの上を吹き渡っていることでしょう。
私は東京正平委やピース9の会の仲間たちと共に、去る3月2日午後6時30分から東京の日比谷野音で行われた「STOP!改憲手続き法案3・2大集会」に「つらぬけ平和憲法」、「憲法9条は世界の宝」の二つの幟旗を掲げて2000人の市民、宗教者、労働者たちの中にいました。
「許すな!憲法改悪市民連絡会」の高田健さんは「私たちは2001年5月3日、憲法集会を政党団体、市民団体、宗教団体がお互いの思想信条を越えて憲法改悪を許さないということで初めての共同の行動を行いました。それが今年の5月3日で7回目になります。私たちはこの共同行動だけでなく、いま様々な憲法改悪の動きに対して共同して闘って行くという、互いの確認と信頼を深めることができました。そして今日のこの集会があります。この共同行動が東京だけでなく全国に広がり、憲法9条の改憲に反対して共に闘おうという流れが大きくなり、私は非常に心強く思っています。安倍首相はこの第166回通常国会で何としても改憲手続き法案を通したいと言っています。また一部のマスコミはこの法案が通るのは自明の事だと書いています。しかしながら私たちはそう思っていません。今日のこの闘いをはじめとして、国会外の共同行動を全力を揚げて作っていくことにより、安倍内閣が企てている改憲手続き法を憲法記念日までに成立させるという動きを断固として打ち破って行きましょう」と挨拶されました。
次いで笠井亮(日本共産党衆議院議員・憲法調査特別委員会)福島瑞穂(社会民主党参議院議員・党首)の二人による国会報告が行われました。笠井議員は「先程5時半過ぎに衆議院の予算委員会で自民・公明の与党が野党側の質疑要求を拒否して一方的に委員会採決を強行しました。そして今晩9時に本会議を開いて衆議院を通過させると言っています。このように国会情勢は今緊迫していますが、同時に改憲を望まない国民の声は日に日に強くなっています。自公の提案の改憲手続き法案は二割程度の賛成で改憲でき、テレビなどマスコミの利用も金を持っている側の方が有利であること、改憲派に都合のいい内容となっていること、この欺瞞性をもっと多くの国民に知らせて行きましょう」と訴えました。
福島党首は「私たちは勝ち目のある闘いをしています。共謀罪法案も7回も国会で継続審議になり、まだ通っていません。日本版エグゼプションという名の時間外、残業代不払い法案などは今国会と来期の国会に提出は見送られることになりました。皆さん私たちは力を合わせて頑張ることによって明らかに政治をかえる事ができます。国民投票法案を成立させないことが、何よりも安倍内閣の野望、日本国憲法の改悪を阻止する最大の方法であると確信しています。国会で論議されている国民投票法案は単なる手続き法案ではありません。この法案が成立すれば憲法審査会が設置され、国会が閉会中でも憲法改正案手続きが始まってしまいます。そして公正中立な手続き法ではありません。自民党新憲法草案へのまっしぐらの道だから私たちは反対しているのです。国会の中で、そして国民の皆さんと共に憲法改悪のための国民投票法案が成立しないよう頑張りましょう。」と語られました。
その後、日弁連憲法委員会事務局長の菅沼一王弁護士はスピーチの中で、最低投票率が決まっていないこと、自由な論議に制限があることなど、この法案の問題点を指摘されました。
次にザ・ニュースペーパーの団員の福本ヒデさん扮するニセ安倍首相が登場して、安倍首相を揶揄するコントを言葉巧みに演じて、参加者の大爆笑を誘いました。
最後に3・2大集会アピールを採択して集会が終わり、2000人の参加者たちは衆参議院への国会請願デモを行いました。宗教者のデモ集団中にあって、東京正平委の「つらぬけ平和憲法」、ピース9の会の「憲法9条を世界の宝に」の二本の幟旗は一段と目立って風に翻っていました。私たちと共にこの幟旗は高く掲げられることでしょう。
(日本カトリック正義と平和協議会・事務局長)
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メッセージ宅急便(名古屋教区東山教会のご快諾をいただき、
小教区報からメッセージを御届けします)
60年以上も前、戦争は本当にあったのです。この度同教会の小崎和子さんが、平野貞子さんの幼少の時の戦争体験をまとめてくださいました。
● 平野貞子さんの戦争体験○1 名古屋教区・東山教会信徒 小崎 和子
2004年
私たちキリスト者は、すべての人びとが手をつなぎ、互いを兄弟姉妹と して認めあう平和な世界の実現を求めています。日本の司教団は、
1995年に「平和への決意」、2005年には「非暴力による平和への道」というメッセージを発表し、平和憲法を守ることで非暴力による平和の実現をめざそうと呼びかけてきました。
今、政府は改憲のための手続きとなる「国民投票法案」を成立させようとしています。これは憲法を変えるための最後のステップです。
この投票法案では、憲法のどこが変わるかをできるだけ、国民に知らせないように、素早く簡単に変えられるように工夫されています。改憲案が示されてから決めるまでの期間が大変短いことや、憲法を変えようとする意見ばかりが流れる仕組みになっていることなど、多くの問題点があります。
憲法は、国民から権力を預かった政府が守るもので、その権力を乱用しないようにと定められたものです。政府が権力を乱用して戦争を起こすことがないように、また一人ひとりの人権を守るよう働くために、私たち国民が政府に対して命令する決まり、それが憲法なのです。もし
憲法を変えるというのなら、政府からではなく、私たち国民の中から大きな声があがらなければなりませんし、内容に関してもどこがどう変わり、その結果私たちの未来がどうなっていくのかをすべての国民が理解し、責任を持って選ぶ準備ができていなければなりません。国民の意識の盛り上がりもないままに、改憲を前提とした「国民投票法案」に未来は託せません。
イエスキリストにならい、非暴力による平和の実現を心から願う私たちは、武力行使を可能と
する改憲につながる「国民投票法案」を撤回するよう強く訴えます。
◆ 事務局から 3月25日付カトリック新聞に以下の文面で、「改憲手続き法案」についてのカラー意見広告を掲載いたします。チャッチコピーは、「よく分からないうちに憲法が変えられてしまわないために ストップ!!国民投票法案」で、国民投票法案を読んで、「なんか変!」と言って、数ある問題点の中で、5つを挙げている若い女性と子猫が描かれています。以下文面を紹介いたします。
◆事務局から 今回同封の「与党と民主党が国会に提出した、憲法改正国民投票法案に異議あり!! vol. 2 」(日本弁護士連合会)は、グループ全員にお送りいたしました。各グループで、学習会で、あるいは個人的にもお読みいただき、「改憲手続き法案」とも呼ばれる同法案の問題点について、分かち合っていただきたく存じます。
ピース9 No.1 2002.6.26
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10 日本カトリック会館気付 「ピース9の会」
TEL 03-5632-4444 FAX 03-5632-7920 E-Mail p9@cbcj.catholic.or.jp
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登録グループは212グループ、769名になりました。(6月19日)
ある映画の最後に、こんな引用文がありました。
「我々は敵ではなく、友人だ。敵になるな。激情におぼれて愛情の絆を断ち切るな。仲良
き時代の記憶をたどれば、よき友となれる日は再びめぐってくる」
平和のためには軍隊を持たず、戦争もしませんと謳っている平和憲法を守り活かすこと
と、強力な武器で身を固め、事あればどこでも戦争できる状態にしておくことと、どちら
が世界の人々と友となる道なのでしょうか。どちらが平和を「備える」ことになるので
しょうか。子供でも分かる真理です。
今、大事なことは一人一人が責任を持ってこの国の歩もうとしている道を選ぶことです。
皆さんのピース9の会が、それぞれの場に合った形でユニークな運動を広げていかれるこ
とを期待しています。
仲良き時代の記憶をたどりながら、世界の人々とよき友となれる日を希望しましょう!
ピース9の会代表 松浦悟郎
大変お待たせいたしました、「憲法9条カード」が出来上がりましたので同封いたします。グループのメンバーの方々にもお渡し下さい。
各グループ活動する中で、ユニークな行動、運動のアイデア、反響などございましたら事務局に連絡して下さい。ニュースで少しずつでも紹介していきたいと思います。
これから暑くなります。お体に気をつけてお過ごし下さい。
★★★取り扱い書籍・グッズのご案内 ★★★
●『あたらしい憲法のはなし』(童話屋)300円
●『日本国憲法 付教育基本法 英訳日本国憲法』(童話屋)300円
● 憲法9条カードセット(ハガキ、カード、しおり各4枚) 150円
(送料は実費をご負担願います) ご注文は事務局まで
「あたらしい憲法のはなし」を読もう!
大倉一美(東京教区司祭 カトリック清瀬教会)
1947年5月3日、私が新制中学一年生になった年、日本国憲法は施行された。この年の8月に文部省が発行した「あたらしい憲法のはなし」という社会科教科書が昨年(2001年2月26日)に童話屋という出版社から復刻された。この本は4年間しか中学校で教科書として使われず、1952年4月に姿を消した。その理由は、1951年9月8日に日本の再軍備と引き替えにサンフランシスコ平和条約が締結され、日米安保条約が結ばれたからである。国家権力にとって平和憲法の素晴らしさを教える教科書は都合の悪い存在となったからである。以来、憲法について中学や高校であまり教えられなくなった、その結果、国民の大多数が「憲法」について真剣に考えなくなってしまった。
「みなさん、あたらしい憲法ができました。」という書き出しで始まるこの教科書は憲法を「国をどういうふうに治め、国の仕事をどういうふうにやってゆくかということをきめた、いちばん根本になっている規則が憲法です」と定義している。そして憲法のもう一つの大事なことは「国民の権利・基本的人権」であると教えている。
「こんどのあたらしい憲法は、日本国民がじぶんたちでつくったもの」「国民ぜんたいの意見を知るために、総選挙が行われ、あたらしい国民の代表がえらばれて、その人々がこの憲法をつくったのです。」「あたらしい憲法は、国民ぜんたいでつくったということになるのです。」決して改憲論者が言う「押し付けられた憲法」でないことを証明している。
憲法前文について「前文というものは、憲法の手引き」であり、前文は『民主主義』『国際平和主義』『主権在民主義』の三本柱で構成されていると述べている。日本国憲法前文の中には平和という言葉が何回も出て来る、あらしい憲法が世界に冠たる「平和憲法」と呼ばれる理由は、この前文と武力と戦争を永久に放棄するという第九条に基づいている。
今まさにこの平和憲法が抹殺されそうになっている。有事法制という名の戦争法がとうとう小泉内閣によって国会に上程されてしまった。しかし国民の大多数は「有事」とは何を指すのかほとんど理解していない、有事とは戦争のことである。
平和憲法が国の最高規則であるため、55年間日本は戦争に参加せず、一人も戦争で殺さず、殺されなかった。しかし、未だにこの憲法の理想が日本において実現されていないのも事実である。「国務大臣をはじめ、すべての公務員がこの憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」と定められた憲法第99条が無視されている。国務大臣の長である歴代の首相たちは憲法を無視して宗教法人靖国神社参拝を行っていることがそれを証明している。
言論の自由が正に封殺されそうになっている。通信の秘密が盗聴法によって侵され、憲法第9条がすでに自衛隊の存在と海外派兵によって死にそうになっている。だがまだ、この平和憲法が存在するかぎり日本は戦争することができない。それ故、平和憲法を活かし続ける大きな責任が私たちにある。「殺すな」という神の掟を断じて国としても破ってはいけないのだ。
日本の司教団はこの平和憲法を「時のしるし」と呼び、以下のように述べている。
『私たちの今の状況は、私たち自身が平和への重大な侵害者であったことへの、厳粛な反省の上に成り立っているはずです。しかも私たちは、原子爆弾という核兵器の爆撃を二度にわたって受け、また敗戦という決定的状況をも体験しました。これらは、平和への望みと意義に対して、私たちの眼を開かせてくれる「時のしるし」と言うべきものでありました。
このような「時のしるし」は、大戦後の私たちの手にある平和憲法の中にも認めることができます。そこにみなぎっている平和への決意をあらためて確認することに躊躇があってはなりません。むしろそれは、私たちの手に委ねられた、真の平和実現への一つの手だてとみなすことができましょう。』(日本カトリック司教団司牧教書 平和への望み 1983年7月9日)
私はピース9の会員たちがこの「あたらしい憲法のはなし」を使って学習し、平和憲法の素晴らしさをもっと伝えて欲しいと願っている。
2006.7.3
ピース9 ( No. 20) 2006.7
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10日本カトリック会館気付「ピース9の会」
TEL 03-5632-4444 FAX 03-5632-7920 E-Mail p9@cbcj.catholic.jp
★メンバーのみなさまにお知らせ下さい。★ご意見・ご提案をお待ちしています
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ニュースの発行が遅れましたことをおわびします。
★賛同支援状況
1000グループ、3,859人 のメンバーになりました。(6月20日現在)
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ピース9の会の皆様へ
呼びかけ人 松浦悟郎
先日終了した通常国会では、国民投票法案、教育基本法案、共謀罪など、日本社会の未来を決定づけるような法案が通るかどうかの瀬戸際の攻防がありました。幸い、かろうじて「継続審議」ということで先送りになったことは本当に良かったことですが、今後市民の一層の「目覚め」以外にこれを止めることは出来ないという状況には変わりがないでしょう。
国会の中では、この他に防衛庁を防衛省にするとか、武器輸出三原則に例外を設け、ODA(政府開発援助)を使ってインドネシアに巡視船を供与しようとするなど、9条からくるさまざまな歯止めを少しずつ崩し、9条を空洞化していくという現実先行の「改憲」を着実に行っています。
しかし、私たちには希望があります。大江健三郎らが提唱した「9条の会」は全国各地で5100を超えているという勢いです。私たちのピース9の会もゆるやかではありますが増えています。今や国際社会で9条が注目を集め始め、国内では仏教、キリスト教他いろいろな宗教者による連帯の和も拡がってきています。このことは、9条が国境も越え、異なる宗教や思想をも結びつける「人類の共通善」ともいうべき命を持っているということに他なりません。
もちろん、状況が緊迫していることには変わりありません。特に次時期国会が始まるまでにより多くの人たちに9条のすばらしさを伝え、それぞれの立場から、今国会で着実に進行している「なし崩し的改憲」にストップをかけていきませんか。皆さん、どんなに小さくてもいいから各地、各グループでやっている試みを事務局に知らせて下さい。自分も何か出来るし、何かしなければならないという思いを共有しながら、共に命と平和を守っていきましょう!
◆事務局から 4月1日より事務局員が北村成子から稲葉洋子、津崎公子に交代いたしました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。5月3日から4年目に入りますが、各グループでの独自の取り組みや地域での学習会など、おたよりをお待ちしております。
今回は、4月1日にさいたま教区で開催された山内敏弘・龍谷大学法科大学院教授の講演内容(概略)をご紹介いたします。この講演は、埼玉県のピース9の皆様と埼玉教区ロバの会との合同で催されたもので、ご好意によって掲載することができました。各グループで講演内容を活動にご活用いただければ、幸いです。
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憲法講演会報告
2006年4月1日 大宮教会 参加者67名
『9条改憲のねらいと問題点』 山内敏弘 龍谷大学法科大学院教授
概略
1955年の保守合同から改憲論はあったが、解釈改憲・運用によって変えていこうという中で、改憲論の陰は薄くなっていたところ、冷戦の集結で流れが変わった。日本は米国への積極的協力が要請され、国際貢献が叫ばれるようになった。押しつけを改めよ、我が国の歴史文化伝統を軽視している、人権より義務を、といった意見はすでに50年代の改憲論に出てきていたが、これらは「国際貢献」と奇妙な形でドッキングしている。自民党の新憲法草案は、改正とは言わずあえて新憲法といっている。これは、押しつけを排除するという政治的メッセージを含んでいる。押しつけ論は適切とは言えない。2001年からの衆参憲法調査会は、押しつけ論を言いたかったが、多数意見は結局、押しつけ憲法論を採らなかった。
96条の改正手続きに従って、国民投票法を作ったとき、条項ごとに個別に国民の意思を問うのが当然である。しかし、新憲法制定ならば全体として賛成反対を問うことも不可能ではない。新しい人権に賛成ならば、新憲法に賛成となる。自民党はそれを狙っている。
9条2項を変えるのは憲法の根本的性格を変えることである。昨年8月の改正案では1項を削除していたが、公明党との話し合いで1項は残した。その代わり2項を削除して、9条の2を置いた。そのねらいは何か?90年代以降、米国のひとり勝ちという新しい国際環境が生まれた。米国の権益確保に乗っかるのが日本の得策と政府・財界が考え出した。米国は、成熟したパートナーシップ、ギブアンドテイクとの主張の下、「集団的自衛権の行使を可能にして欲しい。米国が海外で攻撃されたら日本は守って欲しい。そのために9条を改正して欲しい。」と要求してきた。「朝鮮半島有事の際には日本も後方支援だけではなく、米国に軍事的に協力して欲しい。だから集団自衛権の行使を求めるのだ。」と米国政府高官も明言している。海外との貿易に依存している我が国としては、米国の要求に応えるのが、我が国の国益に合致する、という考え方は財界にもあり、労組の中にもある。
9条改憲のねらいは、集団的自衛権行使を可能にするためであることは否定しようがない。現に存在する自衛隊を憲法で認知するために9条改憲のねらいがあるのではない。それだけなら、今、改正する必要はない。米国・日本の財界が言っているのは、海外派兵である。これが企図されているのである。
自衛隊の存在肯定派でも、9条を変えたら、それにとどまらないことを認識すべきである。対内的には、国民に対しもろもろの国防義務を課すことが可能になる。ここに、もうひとつのねらいがある。政府は徴兵制を憲法違反と言ってきたが9条に反するとは言わず、13条、18条に反すると言ってきた。9条が変えられたら、軍隊のための義務は公共の福祉に適うことになる。そのためには憲法第3章の人権規定も変える必要がある。9条の改憲と3章の改憲は結びついている。2004年国民保護法ができ、県レベルで国民保護計画が作られているが、市町村レベルに降りてきても有事の際の訓練は9条がある限り強制されることはない。罰則規定を作りたかったが9条があるからできなかったのである。戦後60年、9条は形骸化されたが、政府の見解を持ってしてもなおできないことがある。それは@集団的自衛権の行使と、A国防義務を罰則をもって課すこと、である。
人権規定冒頭の12条、13条の公益・公の秩序の枠内で人権保障がなされることになるが、公益とは軍事的利益も含むことになるだろう。ならば、国防協力義務が必要になってくる。ターゲットはここにある。それにあなたは賛成か反対かと態度を決めかねている人に聞け。新しい人権に賛成か反対かと問うのは間違いである。
一見無関係に見える規定も9条に関係している。20条は、戦前の国家神道の反省をふまえて、厳格な政教分離規定を置いたが、首相・天皇の靖国公式参拝を合憲とするところに、20条3項の改正のねらいがある。中国・韓国が反対しているから問題なのではない。単に政教分離違反だけでなく、これから新たに戦死者が出たとき、どう弔うかを見すえた議論である。新たな英霊のための装置として利用できるようにするのである。9条改憲と密接な関係にある。
自民党の改憲案を具体的に見てみると、9条の2という新しい条文をおこして自衛軍を認めようとしている。しかし、政府は9条2項で戦力の保持ができないと言ってきた。だから9条2項を削除すれば集団的自衛権の行使ができることになる。個別的自衛権と集団的自衛権が同じか違うのかをめぐり国際法学者の間にも対立がある。9条の2で自衛権を書いたからと言って集団的自衛権を認めたことにはならないという説に対処するために、自民党案9条の2第3項は対外的活動ができると明示した。しかし、そこに「国連」という文字は出てこないし、国連の授権とも書いてない。米国一国の活動であっても、国連の安保理のお墨付きが無くても可能になる。しかも武力行使も「活動」に含まれる。人道支援とは書いてないのである。
他方、現在の9条の下では歯止めがないから、法の支配を回復させるために、9条を改正して自衛隊を認め、歯止めをきちんとかけた方がよい、という意見がある(特に民主党)。
しかし自民党案の9条の2をみたときどこに歯止めがあるか。現在の9条には歯止めがある。できないことは前述のように、二つはっきりしている。どっこい9条は生きている。60年戦争をしてこなかったのは9条があったからであって、自衛隊や安保があったからではない。9条があったからアジアの国々ともまがりなりにも友好関係を保ってこられた。9条はアジアに対する不戦の誓いである。それを変えて国際貢献できるというのは日本の思い上がりである。9条は非暴力の理念を示していると私は考える。非暴力の所まで徹底させて、一般市民の支持が得られるかとの疑問もあるだろう。ニューヨークの平和公園にはイザヤ書の言葉「彼らは剣を打ち直して・・・」が書かれていた。この考え方は9条の考え方と同じである。少なくとも9条が戦後果たしてきた役割はある、と認める人もいるだろう。そういう人に、働きかけてゆくことが大切だ。9条にはその価値があると考える。 (文責 石井里恵)
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◆事務局から 今回各グループに1冊同封いたしましたマイケル・シーゲル神父さんのご本、「憲法第9条に関する一考察」をご希望の方は、事務局まで、部数および、グループおよび担当者名、住所・電話などもあわせて、お知らせください。送料負担で、カンパいただければ幸いです。
ピース9オリジナルグッズ のご案内
〒135-8585東京都江東区潮見2-10-10日本カトリック会館気付「ピース9の会」
TEL 03-5632-4444 FAX 03-5632-7920 E-Mail p9@cbcj.catholic.jp
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バッチ(白、緑、赤、黄、紺、)大小とも100円、カードセット(はがきサイズ)100円、ステッカー6色セット(直径85汢~形)150円
☆ このほか松浦悟郎司教講演録「福音と平和憲法」50円があります。
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2005.12.19
ピース9 ( No. 18) 2005.12
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ニュースの発行が遅れましたことをおわびします。
★ 賛同支援状況
1025グループ、3,796人 のメンバーになりました。(12月15日現在)
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ピース9の会の皆様へ
呼びかけ人 松浦悟郎
今年も激動した2005年の幕を閉じ、新しい年を迎えようとしていますが、皆さまの「ピース9の会」にとってどのような一年になったでしょうか。
今年、政治レベルでは政府主導で、特に日米軍事同盟の既成事実を作るなど、実質的な改憲の動きが加速してきました。来年、政府は改憲のハードルをできるだけ低くするための国民投票法案を強引に通す動きに出てくるでしょう。もちろん、一方では市民や宗教者による9条を守ろうとする動きも広がってきています。いずれにせよ、この数年の双方の動きは将来の日本、アジア、世界に決定的な影響を及ぼす「歴史的選択」につながることはまちがいありません。
当然ながら、改憲の問題には9条だけではなく、その他の多くの問題が含まれています。しかし、「ピース9の会」があえて9条に集中しているのは、広範な連帯を生むため、そして9条がその他の問題の要になっているからです。
今、私たちにとって大切なことは、@さまざまな場で平和や人権の大切さを感じている広範な人々と、「9条を絶対に手放さない」という一点での意思表示とその連帯の輪を広げていくこと、A一人一人が自分のこととして主体的に動くこと、だと思います。「ピース9の会」はこのような共通目標を共有した上で、一つ一つが完全に独立し、誰からも制約されず、各グループが出来る範囲、また互いに協力しながら自由に活動しています。
ニュースでお知らせしているように、今年もいろいろな地域で「ピース9の会」が中心となって勉強会や集会などが行われました。私自身、訪問したところで「ピース9の会」のメンバーがいて、見える部分、見えない部分で動いている姿に接し、励まされました。また具体的に動くことができなくても、家族や回りから9条の大切さを訴えている方も多いと思います。
2006年、もう一度新たな決意を持って「9条は世界の宝!」と訴えていきませんか。
◆ 事務局より 埼玉県の「ピース9の会・水」より、今年7月に所沢教会で行われた講演会の記録「福音と平和憲法」を頂きました。なおカトリック教会で行われた講演のため、内容が教会や信仰に関する部分もありますが、憲法9条をめぐる状況にも触れており、時期にかなったものと考えてお配り致しますので、自由に活動のためにご利用下さい。
厳しい寒さがつづきますが、お体に気をつけて、よいクリスマス、新年をお迎え下さい。
活 動 報 告
(講演会、学習会、分かち合いの会など、全国から寄せられた報告です)
●札幌
11月15日にジャン・ユンカーマン監督作品『日本国憲法』の上映会をしました。札幌では有志により8月15日に北海道新聞に「憲法9条は世界の宝」と意見広告を出しましたが、その賛同者にも声をかけました。17名の参加者と共に上映後お茶を頂きながら分かち合いをし、二度と戦争はしない、軍隊を持たない平和な社会を子どもたちに手渡したいという熱い思いが一杯の上映会になりました。今後はピース9の会Lと共同で12月にビデオで「憲法」を学習する活動を行います。
(ピース9の会 はまなす 高野祥子)
●和歌山
「ピース9の会」集いPART2報告
9月17日(土)前田朗氏(東京造形大学教授)を講師に迎え、「―今、全国へ、世界へ広がる『無防備地域宣言運動って何?』」をテーマに「ピース9の会・パープル」と「ピース9の会シャルルド・フーコー」と市民団体「水と森と平和の声」共催で行った。
今年6月のピース9の集いで呼びかけ人の松浦司教から「無防備地域宣言運動」を大阪市において取り組まれた話をしていただいた。その無防備地域宣言運動についての関心が仲間内で高まり、学習しようということで、今回の集いになった。宣伝に努めたが、関心が薄いようで、参加者は32名であったが、姫路、神戸、大阪と遠方からの参加があった。
2004年春、大阪で新しい平和運動が始まった。1977年のジュネーブ諸条約第一追加議定書59条に規定された無防備地域宣言を、平時において自治体の条例に取り込んで、日頃から地域を非武装地域とし、自治体における平和行政を推進し、地域住民の平和意識を活性化させるための条例制定要求運動である。地方自治法は、住民が新しい条例制定を求める場合は1ヶ月間に有権者の50分の1以上の賛同署名を集めて、自治体首長に提出すること、署名を受け取った首長はその請求を議会に提出することとし、議会で条例制定の可否を審議することにしている。国際法の第一追加議定書と日本の国内法の地方自治法という、まったく無関係な別物と思われていた両者を結びつけて、自治体に無防備地域条例制定を要求する試みは、停滞してきた平和運動を活性化させる新しい試みとして注目を集めた。・・・
無防備地域宣言運動は1986年奈良県天理市を最初に、東京都小平市、北海道苫小牧市、大阪府泉南市、そして昨年、上述のとおり大阪市で、そして枚方市、今年に入って神奈川県藤沢市、西宮市、高槻市、東京都荒川区などで取り組んで来られた。しかし、大阪市では「条例制定の必要はない」旨の意見陳述を行い、十分な審議も尽くさず、無防備地域宣言が何であるのか理解しないままに、条例制定要求を否決された。続く枚方市でも大阪市同様で否決されたが、市議会では、第一追加議定書とは何か、無防備地域宣言とは何かをめぐる具体的な質疑が行われたそうである。今までに可決されたところはないが、これからスタートする奈良市、大津市、京都市、沖縄・竹富町などの取り組みを、今の情勢では厳しい現実を感じるが、希望を持って見守りたいものである。
9条の持つ意味は大きい。前田氏も紹介されていたが、脱軍事化を求める協会のコーディネーターでスイス在住の弁護士クリストフ・バルビー氏は「日本国憲法9条は人類の貴重な財産であるから改悪されないように頑張ってほしい」と言われ、ジュネーブ在住の人権・平和活動家で「軍隊のないスイス運動」にかつて取り組んだミシェル・モノー氏も「日本国憲法9条は日本にとっても重要だが、世界にとっても一層重要だ」と言われたそうである。
9条と無防備地域宣言が関係深いことであるということが、前田氏の話を聴いていてなるほど!と感じることができた。前田氏は、この運動を広げるために日本国内はもとより外国に行かれるのもすべて自己負担だそうだが、また機会があれば“地域に生かす憲法9条、9条の具現化”と言われている無防備地域宣言について継続して学び、取り組んでいけたらと思っているが、実際の運動展開となると、保守派が圧倒多数の和歌山の地域では、また教会内ではピース9のメンバーは少数派のために、ピース9のメンバーでも運動となると消極的となり、壁の厚さを実感し、むずかしさを感じる。キリストは非暴力であったことに今一度、思い起こし、主とともに何かの一歩を踏み出したい。
(ピース9の会 パープル 田村悠紀栄)
●神戸
「子や孫のいのちを守る憲法とは?」のテーマで、12月11日、関西大学講師上杉聰先生をお招きして勉強会を行いました。約50人の方が参加くださり、1時から4時近くまで、先生のお話、参加者の質問、それに対する先生のお話に熱心に耳を傾けました。先生が平和問題に真剣に取り組むことになったのは、戦争によってもたらされた惨めな幼児体験であったこと。キリスト者にとって愛の対極にある憎悪、無視によって、相手を傷つける戦争が許されるものでないことからお話は始まりました。
1、憲法「改正」に当てられたアメリカの照準・・憲法と教育の改悪計画
教育によって戦える能力と心を持った人を作り、戦争の出来る状況を作ってゆくためには9条を変えなければならない。これはまさにアメリカからの圧力で、押し付け改憲である。
2、日本国憲法の制定事情 「押しつけ憲法」か?
天皇の命と引き換えに,アメリカから押し付けられた憲法9条は、戦争を仕掛けた国の国民が戦争をしないことを求めて出来た憲法であると同時に、世界からの贈り物である。
3、憲法「改正」の論点
有事法制と改憲が意図する「第2次朝鮮戦争」に向けた日米共同軍事行動を目指そうとしている。
4、憲法改正をめぐる情勢
与党、野党まちまちの考えを持っている。9条を変えることには反対しなければならない。
5、憲法改悪阻止の為に
世論操作に惑わされず、一人一人が政治を読み取る目を養い、仲間と、アイディアを持ち寄り、あきらめずに、ねばり強く行動すること。5%の人間が世の中を変えてゆく。
上手く伝えられませんが、以上のようなお話がなされました。新聞など、もっと違った面から読み取ると見えてくるものがあることを知りました。確実に戦争に向かって準備が、ひそかに進められていること。世界ナンバー1の戦力を持つアメリカが自国の経済の為に進めていると考えられる。しかし、戦争によって経済が成り立つのは健全ではないことを、アメリカの国民が気がつき反対行動を起こすこと。
参加者のアンケートにも活発な意見が読み取れました。上杉先生は、本当に穏やかに、優しく、判りやすくお話くださいました。年に1度はこのような勉強会を持ちたいと思いました。
(ピース9の会 さくら 長瀬三千子)
●長崎
10月29日、「ピース9の会・ながさき」の集会を開きました。「ピース9の会・ながさき」は「長崎正義と平和推進部会」の中の専門部会として活動しています。長崎近郊のグループから5名が集まりました。先ず、当日の新聞から、自民党の新憲法草案について確認しました。自衛隊から自衛軍にする。自衛軍の国際活動を容認し、同盟国が他国から攻撃を受けた時、同盟国と一緒になって他国と戦闘を交えることが出来る内容に成っている。戦争を放棄した国から戦争が出来る国にする事を明確にしたものです。11月22日の自民党結党50年記念大会で正式発表するとの事であるが、自民党の圧倒的勝利に終わった今次衆議院選挙、連立与党の公明党、民主党を巻き込む改憲勢力を見るとき、議会の中では自民党案で概ね通過していくのではないかと思われます。私達は世論を巻き起こし、平和憲法の精神、中核となる「憲法9条を守り、世界に広めていく」運動を広く国民の中に展開していく責任がある事を確認したいと思いました。
参加者からは9月に行われた「正義と平和全国集会横浜大会」での奥平康弘さん(九条の会呼びかけ人)の講演会や分科会の報告、その他学習会、講演会の報告が行われました。
(ピース9の会ながさき 山本繁樹)
●久留米
私たち「ピース9の会 イザヤ書2・4」は2005年1月28日に発足致しました。
憲法9条が改悪の危機にさらされている今、少しでも多くの方々に9条の素晴らしさ、大切さを訴えたいという思いから松浦悟郎司教にお願いして、福岡県久留米市の久留米カトリック教会に於いて11月23日に「今、平和を選ぶ時」というテーマで講演をして頂きました。参加者は200名程でした。最初に平和ミサをあげて頂きましたが、素晴らしいお説教に、信徒も信徒でない人も感動致しました。又、講演は大変わかりやく、自衛隊を自衛軍にするため、ただそのことのために9条を変えようとしている。そして自衛軍になったらどういう事になってくるか、そして9条が世界でどれ程、大切に思われているか・・などわかり易く話して頂きました。参加された方々の感想を少し書きます。「司教様が宗教者の責任として、一生懸命訴えられていることをヒシヒシと感じた。又、看護士でプロテスタントの方は「目の覚める思いがしました。日本が軍国主義に傾きつつあるような、漠然とした不安は感じていたが、それが現実で、しかもそこまで来ていることをはっきり知らされた。友人と3人でピース9に入ることを決めました。思いを行動の一歩とします。」ある無宗教の方は「キリストは人として、武器を持たずに殺されたので、キリストを信じている人は、そのキリストの教えと、今の平和を守ることは通じているのではないか、と思った。」又、カトリックで公立中学の教員の方は「自分がキリスト者として現実の社会をどのように見、行動しなければならないかは、余り考えていなかった・・・。今の自分に何が出来るか、自分の力のなさを感じるけれども司教が言われた、パン種、や芥子種になりたい、しばらく遠ざかっていた「祈り」を自分の生活の中に入れたい」
久留米教会でこの様な講演会が出来たことは大きなお恵みだったと思います。これからも勉強会などしながら近くの人から声をかけ、根気よく、憲法9条を守るため、頑張りたいと思います。しかし、時間がないようであせる気持ちでいっぱいです。
(ピース9の会 イザヤ書2・4 中島田良子)
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おしらせ
7月のニュースレターでお知らせしましたが、メンバーの方より憲法9条を守る活動のために特別にご寄付を頂きました。このご寄付はピース9の会が学習会、集会などを行う時の「活動援助金」として活用いたします。なお、財源に限りがあるため、補助の上限は10000円とさせていただきます。(講師謝礼、会場費、資料費などにご利用下さい。) 詳細は事務局までお問い合わせください。
2005.7.25
ピース9 ( No. 17) 2005.7
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★ 賛同支援状況
962グループ、3,586人 のメンバーになりました。(7月20日現在)
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整理してみました。9条のいろいろ
呼びかけ人 松浦悟郎
今、政府主導で9条を手放そうとする動きに対し、守ろうとする動きもまた活発になってきています。ピース9の会もその動きの中で作られたし、よく耳にする「九条の会」もその一つです。ただ、多くの人にとってあまりにも多くの9条に関する会が生まれてきているため、混乱している方もおられると思います。そこで、私なりに少し整理してみたいと思います。大きく3つのグループに分けて考えるといいと思います。
A
「九条の会」大江健三郎、井上ひさし等9人の知識人たちが2004年6月に立ち上げた会
Bグループ
上記「九条の会」の呼びかけに応えて各地で生まれている会。その中には、「9条の会・○○」、「宗教者九条の和」*)など、現在2000以上のグループが全国で生まれている。
Cグループ
もとからある平和運動団体、例えば「平和を実現するキリスト者ネット」、オーバビー博士の提唱した「憲法9条の会」、その他9条を守るさまざまな会。「ピース9の会」もここに含まれる。
相互の関係について
* 憲法の危機に際して、運動する側(Cグループ)のもっとも大きな課題は、お互いのつながりがなく、ばらばらでやっているために、それぞれが一生けんめいやっていても一つの大きな力にならないということだった。問題は、誰が中心になってネットワークを作るかということだった。
* このような状況の中で、著名人たちが「九条の会」(A)として名乗りをあげた。どこかの政党やセクトではなく、文化人たちが一人の市民として声をあげたので、多くの人たちの共感を得ていった。
* 大江健三郎たちは、各地で講演会を開いていったが反響が大きく、彼等も要望に応えきれなくなったため、各地で同じ趣旨の「九条の会」を立ち上げてほしいとの呼びかけがなされ、各地で「9条の会・○○」と地元やグループの名前を入れて生まれ始めた(Bグループ)。
* 地方の「九条の会」が次々と実際に立ち上げていけたのは、元から平和運動をしていたCグループの人たちの力も大きかった。
以上のような整理の仕方ができると思います。結論的には、私は「九条の会」(A)が日本全国の9条を守ろうとするさまざまなグループや市民を一つに結ぶネットワークの中心になればと願っています。実際にそうなりつつあります。ですから、私たちはそれぞれの場で所属しているグループなどで運動を続けながら、いざという時に「九条の会」の呼びかけにいっせいに応えて、全国の「うねり」にしていければと思います。もちろん、ピース9の会は一つ一つが独立していますから、どこにどうつながるか、つながらないかは自由であり、それぞれに任されていることです。
*)「宗教者九条の和」は2005年4月に全国の宗教者が「九条の会」のアピールに賛同して発足しました。
ご関心のある方は事務局までお問い合わせ下さい。
●活動報告
5月22日「ピース9の会スピリット」など16のグループで、京都府岩滝町の知遊館にて、松浦悟郎司教様をお呼びして講演会を開催しました。地元の小学校の運動会など行事が多く参加者はすこし少なかったですが、それでも120名ほどの参加がありました。
講演に先立ち約20分間のピアノや歌のパフォーマンス。「憲法9条」のうたに始まり、映画「戦場のピアニスト」のショパンのノクターン嬰ハ短調、シンドラーのリストのテーマ、そして武満徹の「死んだ男の残したものは」。そして最後にピース9の歌「素晴らしい約束」をみんなで歌いました。短期間で皆で練習して準備しましたが、好評でした。
松浦司教様のお話もたいへんわかりやすかったという声が多く聴かれました。今、ぼんやりとしているが明らかに権力の側から誘導されて、戦争できる国へと変えられようとしている事、9条の第2項が変えられると、自衛隊は軍隊となり、武器を作ったり輸出したりする軍需産業が国内で広がり、そういう経済構造に一旦なると抜け出すとは困難になる事、また、交戦権、集団的自衛権が認められると防衛の名によるアメリカの戦争に日本の軍隊が参加することになってゆくことなど、わかり易く話していただきました。質疑応答の後、2人の個人と4つのグループの報告とアピールもありました。なんだか盛りだくさんの内容で時間がかかりましたが充実した時間でした。ロビーでブックレットやグッズ販売もしました。CD録音やビデオ録画もしました。来られなかった人に貸し出す予定です。
こちらでは宮津・与謝九条の会も4月に発足し、今回もたくさんの協力をいただきました。今とっても大事なときなので、これからもいろいろな方と協力してこの輪を広げたい
と思います。
(ピース9の会 スピリット 吉田 真理子)
事務局より、お知らせ
昨年ピース9の会のために、100万円のご寄付を頂きました。事務局でその使途について、検討いたしました。今年は憲法改悪反対のために各地で活発な運動が展開されています。それぞれのピース9の会で学習会、集会などの企画をされているという声が届いています。そこで、このご寄付はピース9の会が学習会、集会などを行う時の「補助金」(使途は講師謝礼、交通費など)として、より積極的に活動が行われるために利用していきたいと思います。なお、財源に限りがあるため、補助の上限は10000円とさせていただきます。詳細は事務局までお問い合わせください。
ピース9の歌ができました!
兵庫県伊丹市の三好サカヨさん(ピース9の会 ベロニカ)から、素敵なお知らせをいただきました。5月の京都・宮津の講演会でも歌われたピース9の歌「素晴らしい約束」です。詞と楽譜をお送りします。皆さんで歌ってください。
三好さんからのメッセージです。
私は5年前に「愛と平和と豊な人生」をモットーとする女性合唱団に入団しました。絵本販売の収益で地雷を撤去する運動支援のためコンサートでその絵本を販売したり、戦争の悲しさ,平和の尊さをメッセージとして歌い続けています。その機関誌うたごえ新聞に「平和の歌憲法9条の詞」募集がありました。教会のピース9に参加し、松浦司教様の何故憲法9条が大切なのか、世界に誇る憲法であり、生命を尊重するキリスト者故に護るべきものとの講話に心動かされていた時で熱い思いで応募しました。硬い表現は避け「憲法9条」=「素晴らしい約束」としました。先人達の犠牲の上に憲法9条が生れた事を一番の詞に、憲法9条の精神を持てば全世界に戦争がなく平和の輪となる願いを2番の詞に込めました。60年戦争のない時代を享受した私が孫達に残すべき9条、この歌が気付きの道具となって大きな輪となるよう祈っています。
(三好サカヨ)
(うたごえ新聞 入選)
「素晴らしい約束」 三好栄代
1.争い憎しみから 生れたものは 苦しむ子どもたち
武器を手にして 生れたものは 無数のなみだ
なみだを礎に 生れたものは 素晴らしい約束
護り続け 伝え続けよう PEACE 9
過ちを繰り返さないよう PEACE 9
2.理解し認め合いから 生れるものは 結び合う手の暖かみ
人の心に平和を創り 生れるものは 武器をもたない世界
共に生きたい願いから 生れるものは 素晴らしい約束
護り続け 伝え続けよう PEACE 9
過ちを繰り返さないよう PEACE 9
2005.5.27
ピース9 ( No. 16) 2005.5
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10 日本カトリック会館気付「ピース9の会」
TEL 03-5632-4444 FAX 03-5632-7920 E-Mail p9@cbcj.catholic.jp
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★ 賛同支援状況
947グループ、3,540人 のメンバーになりました。(5月23日現在)
★ 先日の憲法記念日でピース9の会を呼びかけてから3年が経ちました。これまで約千グループが立ち上がり、独自の活動を全国で展開しています。一つ一つは小さいですが、かえって主体的に自分でできることを見つけて行動していることが報告でも分かります。活動の大小ではなく、この時代を生きる者の責任として、たとえ一人であっても大切だと思うことのために声をあげなければいけないと思います。そうでなければ、この国は取り返しのつかない過ちを再び犯すことになるからです。政府の動きは早く強力です。今一度、仲間を増やしていきましょう。9条の素晴らしさを積極的に伝えていきましょう。
呼びかけ人 松浦悟郎
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
(事務局より)
3月にお願いしました、「憲法改悪のための「国民投票法案」に反対する請願署名」に沢山の貴重な署名がよせられました。事務局に戻ってきたのは約3000筆、直接に集約先に送られた署名も有ると思います。皆様のご協力に感謝致します。
また、大変おそくなりましたが、2004年度の会計報告をお知らせ致します。
--(お願い)-----------
今回、会費の振込用紙を同封させていただきました。(2004年9月以降ご入金のグループは次回に同封致します)すでにお振り込みのグループの皆様、ありがとうございました。またこのお知らせと入れ違いにお振り込みいただいた方、
失礼しました。
● 活動報告 長崎 ●
『今こそ平和を選ぶとき』 教皇平和メッセージから
―カトリック正義と平和協議会会長 大阪大司教区 松浦悟郎司教講演会―
去る4月10日14時から、カトリック長崎大司教区主催による講演会が、カトリックセンターホールにて開催されました。
松浦司教は、次のように語りながら話を始めました。「4月3日に亡くなられた教皇ヨハネ・パウロ2世は、キリスト教の枠をこえて他宗教の人々と手をつなぎながら、平和を訴えました。その働きを内から突き動かしたものは、戦争によって人間そのものがなぎ倒されていく現実を、ナチズムと第二次世界大戦に見て育ったことによるのではないでしょうか。教皇は就任当初から特にアフリカに対して深い関心を寄せていました。アフリカの債務問題、南北問題等々、そこから見えるのは、現代のいびつな世界情勢です。『アフリカの兄弟の訴えに愛を持って応えるように求められている。』これが教皇の出発点ででした。」
そしてさらに、「暴力や戦争によって平和を実現できるなどというはあり得ません。戦争を止めるようにと教皇が叫び続けたことは必ず実りをもたらす、と信じながら私たちは活動していかなければなりません。自分のいるところから出かけて行って、ほかの多くの人たちと共に平和への歩みを始めましょう」と呼びかけました。
大雨にもかかわらすセンター始まって以来550人以上の大勢の参加者がありました。「とても良い講演会でした」との感想を多くの方々いただき、その中には市内外の市民運動のいくつかのグループの方々もおられ、講演会後その方々との交流会が出来たことは本当にうれしいことでした。
(ピース9アンジェラス 井上典子)
◆ ◆ ◆ お便り・ご提案 ◆ ◆ ◆
ピース9の皆様こんにちは。兵庫県明石市に住んでいます「ピース9の会・水仙」の衣笠さや子です。私の方から一つ提案があります。戦争や平和に関する本や氏を誰かに朗読してもらう。それを皆で(ピース9以外の人も)聞くという会を開けないでしょうか。
誰かお知り合いで朗読の上手な方はいらっしゃらないでしょうか。御自身でもかまいません。また戦争文学や詩に詳しい方はおすすめの作品を教えていただきたいのです。宜しくお願いします。
(衣笠さんへのメッセージは事務所で承り、ご本人にお伝えします。)
集会案内
================
(兵庫)
===============
「イラク戦場写真展」
・ 6月5日(日)〜7月2日(土)
・時間 10:30〜16:00
(土日は11時より、
随時ビデオ上映があります)
・ 場所 カトリック神戸中央教会
ロビー、 廊下
・神戸中央教会では「イラク戦場写真展」を開催することになりました。
写真展を通して、戦争とはいかに罪悪か平和がいかに大切かを真剣に考えていただき、平和への意識を高め、平和を守るため自分になにが出来るだろうか、と考えていただけたらと思います。皆様のご来場をお待ちしています。
・問い合わせ窓口は
神戸中央教会社会活動部所属「ピース9の会」岡本厚子
電話/ファクス 078-861-6476 メール khaosokamoto@hotmail.com
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(さいたま 所沢)
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平和を考えるつどい「福音と平和憲法」
お話し 松浦悟郎司教
日時 7月10日(日) 11:30〜13:00
(ミサは10:00より、松浦司教司式)
場所 カトリック所沢教会
所沢市小手指町1-23-1 西武池袋線「小手指駅」北口 徒歩5分
参加費 無料
主催 カトリック所沢教会
連絡先 安藤美紀子(ピース9水1)
電話 04-2928-5413 メールmikichan@rivo.mediatti.net
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(横浜)
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ピース9メンバーも関わっています
「第31回「正義と平和」全国集会・横浜大会」
テーマ 「どうでもよくない!」---危機をのりこえるため、今、平和の連帯を--
★ 9月23日(金)14:00〜
基調講演 講師:奥平康弘さん
(「九条の会」呼びかけ人。1929年生まれ。東京大学名誉教授。)
講演はどなたでも参加できます。
★ 24、25日は分科会、現地学習など、様々なプログラムがあります。
申し込みが必要になります。(締め切り7月15日)
大会の案内パンフレットは「ピース9の会事務局」でもお預かりしていますので、ご希望の方はご連絡下さい。
◆ ◆ ◆(情報コーナー)◆ ◆ ◆
「ピース9の会 あお」の渡辺三恵子さんより
★ 民宿始めました!★
JR総武線、平井駅まえ (東京まで約20分)
2500円(一泊朝食付き)のカンパをお願いします。
連絡先 電話/ファクス 03-3684-8278 (渡辺三恵子)
◆ ◆ ◆ お便り・ご提案 ◆ ◆ ◆
ピース9の皆様こんにちは。兵庫県明石市に住んでいます「ピース9の会・水仙」の衣笠さや子です。私の方から一つ提案があります。戦争や平和に関する本や氏を誰かに朗読してもらう。それを皆で(ピース9以外の人も)聞くという会を開けないでしょうか。
誰かお知り合いで朗読の上手な方はいらっしゃらないでしょうか。御自身でもかまいません。また戦争文学や詩に詳しい方はおすすめの作品を教えていただきたいのです。宜しくお願いします。
(衣笠さんへのお返事は事務所で承ります。)
2005.3.3
ピース9 ( No. 15) 2005.3
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10 日本カトリック会館気付「ピース9の会」
TEL 03-5632-4444 FAX 03-5632-7920 E-Mail p9@cbcj.catholic.jp
★メンバーのみなさまにお知らせ下さい。 ★ご意見・ご提案をお待ちしています
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★ 賛同支援状況
901グループ、3,358人 のメンバーになりました。(3月1日現在)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
お待たせしました!
新しい「憲法9条カード」ができました。ながいあいだ、品切れになっていましたカードを新しいデザインでつくりました。イラストを描いてくださったのは、今年の年賀ハガキのデザインをして下さった、鈴木敬子さんです。グループのメンバーの皆様にお配り下さい。追加でご入り用の方は、別紙のオリジナルグッズ申込用紙で事務局までお申し込み下さい。
(1セット4枚入り 100円)
1. 『憲法改悪のための「国民投票法案」に反対する請願署名』にご協力下さいますようお願い致します。「許すな!憲法改悪・市民連絡会」からのお願いです。同封の三つ折り、うすい肌色の「何がなんでも9条を変えるための「国民投票法案」」のリーフレットもご一読下さい。
なお、貴重な署名を有効に生かすためにも、ボールペン、サインペンなど、消えない筆記用具でお願いします。署名はご本人の直筆でお願いします。また、住所が同じ場合も一人一人お書き下さい。(なお、第一次締め切りは3月末日ですが、その後も受け付けています)
2. 「市民意見広告運動」より、「憲法9条を変えることに反対する意見広告を2005年5月3日、憲法記念日に全国紙に掲載する運動」のお知らせを戴きました。チラシが事務局にありますので、ご関心のあるかたはご連絡下さい。
5月3日の憲法集会に向けて、昨年好評でした「ピース9うちわ」「バッヂ」を紹介しています。また、憲法9条カードにも引用致しました、池田香代子さん訳の「やさしいことばで日本国憲法」の本も取り扱っています。別紙をご覧下さい。
また、すてきなTシャツのお知らせもいただきました。
皆様からのご意見、ご提案をお待ちしています。
集会情報
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●「九条の会」広島講演会のお知らせ
とき:2005年3月12日(土)13時30分〜16時
ところ:国際会議場フェニックスホール・ひまわり
参加費:おとな1000円、学生 500円、高校生以下無料(ただし整理券必要)
講師:大江健三郎、澤地久枝、鶴見俊輔
主催:九条の会
連絡先:石口法律事務所 広島市中区八丁堀4‐24‐7F
082−231−6188 (講演会の専用TEL/FAX)
入場券は早めにお求め下さい。必ず電話でご予約の上、下記の口座へお振込み下さい。
高校生以下分も明記して下さい。振込まれたら、整理券(チケット)を郵送します。
郵便振替:01340-4-83411「九条の会」広島講演会を成功させる会
http://www.jca.apc.org/~fujii/20050312.html
お誘いあわせの上、どうぞご参加下さい。
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●「九条の会」に賛同する尼崎講演会のお知らせ
日時 3月19日(土) 13:30開場 14:00 開会
場所 兵庫県尼崎市市立労働福祉会館大ホール
講師 松浦悟郎
(「九条の会」アピール賛同者、日本カトリック正義と平和協議会会長)
テーマ「憲法9条、いまこそ旬(しゅん)」
(入場無料)
主催:『「九条の会」に賛同する尼崎講演会』を成功させる会
電話 06−6489−6854, FAX 06−6489−6855
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●東京教区インターナショナルデー
4月24日(日曜日)11:00〜17:00 東京カテドラルにて「インターナショナルデー」が行われます。
ピース9の会では、バザーコーナーで、英語とスペイン語の「ピース9の会・趣意書」を用意して、外国の方にもグループ紹介をします。また憲法9条グッズの販売も行います。東京近郊のグループの方、ご一緒に参加しませんか?
(ご協力いただける方は事務局までご連絡下さい。)
場 所:東京カテドラル 東京都文京区関口3-16-15
(JR目白駅からバス10分。地下鉄有楽町線「江戸川橋」下車徒歩10分)
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今年は憲法9条をまもるための正念場の年です。地域で集会、催し情報がありましたら、おしらせ下さい。
2004.12.15
ピース9 ( No. 14) 2004.12
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10 日本カトリック会館気付「ピース9の会」
TEL 03-5632-4444 FAX 03-5632-7920 E-Mail p9@cbcj.catholic.jp
★メンバーのみなさまにお知らせ下さい。 ★ご意見・ご提案をお待ちしています
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★ 賛同支援状況
900グループ、3,395人 のメンバーになりました。(12月10日現在)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
今年もピース9の活動を支えてくださいまして、ありがとうございました。前回ご案内しました、「ピース9年賀はがき」はおかげさまで、75000枚のご注文がありました。多くの方々に新年のご挨拶と共に、「憲法9条を世界の宝に」のメッセージを運ぶことでしょう。
寒い日が続きますが、どうぞ、お身体に気をつけて、よいクリスマス、新年をお迎え下さい。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
今、新たな連帯の力を!
「ピース9の会」呼びかけ人 松浦 悟郎
2004年もあわただしく幕を閉じようとしています。今年を振り返ると、政府による憲法改悪に向けての実績つくりをまた一歩許してしまったという思いがあります。しかし、同時に大江健三郎たちの「9条の会」が各地で大勢の人を集めるなど、この問題に関心が高まってきたことも事実です。問題は、人々の関心の広がりと改憲の実績作りを比べて、どちらのスピードが早いかです。その意味では、現在約900グループある「ピース9の会」が起こすさまざまな活動で、9条の賛同者が増えていくことが大切でしょう。来年は、私たちにとってとても重要な一年になることはまちがいありません。
*改憲内容について
さて、改憲の内容は、いろいろなところから徐々に明らかになってきました。先日発表された自民党案(朝日ユ04.11.2)は、その後白紙撤回されたとは言え、かなり深刻な問題をはらんでいることが分かりました。少し紹介しておきます。
まず、自衛隊がこの改憲案作成に関わったこと。自衛隊は憲法遵守を誓う立場であるのに、政治に介入してきています。最近の文民統制(シビリアンコントロール)を外そうとする傾向もあわせて看過できません。かつての軍部暴走を再び起こさないように作られた仕組みを変えようとしているからです。
もう一つは、「憲法は誰が守るものなのか」という根本的な意味を変えることを打ち出してきました。つまり、近代憲法の歴史が示しているように、日本国憲法は「国家権力を制限するために国民が国家に突きつけたルール」(99条)であるのに、それを逆転させて憲法を「国民が従うべき行動規範」にしようという狙いなのです。そうすることで国民に義務や責任を負わせていこうとしているのです。
付け加えるなら、安倍晋三元自民党幹事長は「集団的自衛権は自然権の一つだから憲法に書く必要はない」(朝日ユ04.12.8)という全く考えられない理屈を持ち出してきています。以前ならこの発言で国会はひっくり返って大騒ぎになったでしょう。
以上のような状況が目白押しであることもふまえると、私たちもかなりがんばらないといけないと思います。
*「ピース9の会」について
これからの活動のためにも、今一度「ピース9の会」について確認したいことがあります。
1.「ピース9の会」は、それぞれの会がまったく独立しています。
会を立ち上げたら、それは独立しているのですから誰からも指示を受けないし、自らの責任で何をどのように活動してもいいのです。もちろん、何もしなくても誰からも何も言われません。ただ一つ共有していることは、改憲の時(国民投票)が来たら、9条を守ることを意思表示するということです。もちろん、憲法問題は9条だけではありませんが、そこからどのように問題を広げていくかはそれぞれのグループが自由に取りくめばいいのです。私たちは、最低限度9条のみの連帯にしぼることで輪が広くなるし、この一点だけでも守れたら重要な歯止めになります。
また、日本社会の傾向として染み付いている「お上に従う」体質が、実は長い間、平和を望んでいる人の側にもありました。第三者的に「平和は大事だけれど、誰かがどこかでやってくれるだろう」とはじめから応援するだけの姿勢にとどまってしまうのです。 「ピース9の会」はそうではありません。少数で構成されており、しかも独立しているため、主体的なのです。その意味で、私(松浦)も「代表」ではなく、「呼びかけ人」というタイトルに変えました。
2.事務局の役割
今、全国でいろいろな工夫をしながら自主的に行動を起こしているグループがどんどん出てきています。事務局はその動きをサポートし、必要な情報を伝える役割を担っています。例えば、あるグループが集会を開くことを計画した場合、事務局に連絡を入れてもらえれば、その情報をメールやニュースで流したり、特に近隣のグループに呼びかけたりという協力ができます。その他、いろいろな行動報告や意見、情報などを寄せていただければ、ニュースなどで紹介できると思います。各地の取りくみは他のグループの参考になるし、励みにもなります。
*終わりに
来年2005年は、いよいよ憲法調査会のまとめと各党の改憲案が次々と出てきます。心して共にがんばりましょう。本気になって周りの人に呼びかけ、具体的に賛同者を増やしていかないと間に合いません。未来の子どもたちのために、そして世界の人々のために私たちの宝である平和憲法をしっかり次世代に伝えていきましょう。
活動報告
● 兵庫県“ピース9”の集い
10月24日14時より、神戸学生会館にて、約60名の方々が集まり、兵庫県“ピース9”の集いを持つことができました。
各グループの今迄の状況を、自己紹介もかねて報告し合いました。又、日頃、問題と思っていることなど、発表していただき、お互いの意見をのべ合い、松浦司教様より、御意見御指導も、多くいただきました。
*平均年齢76歳の9人の文化人の方々が“九条の会”を発足され、記念講演会に、何千人もの市民がつめかけ、大きな“うねり”を力強く感じた。ビデオも勉強になった。
*若い人々に、いかにピンとくる言葉、行動で、この運動をアピールできるのか。
*憲法9条がなくなれば、どの様なことが起こるのか。(『雑誌(別冊)世界732号 もしも憲法9条が変えられてしまったら』で、多くの方が、このことを語っておられるそうです)
*莫大な軍事費を、世界平和のために使い、難民を受け入れる様な国になれば、誰が日本を攻める様なことをするのか。武器を持たないことが、最も安全である。
*“無防備地域宣言”枚方市のことなど。
*将来、国民投票のある場合には、一人でも多く9条を守る人々がふえるよう、一人一人が主体性をもって努力しよう。
などが話題となり、実際に活発に行動しておられる方々、何かをしよう、どの様にしてと模索されている方々、皆様方の熱意が伝わってきました。
又、ピース9のグッズや、6月に市川教会での司教様の講演をまとめられた「平和を実現する人々(教会)は幸い」の冊子も販売されました。
この会を第一回とし、また何回かこの様な機会をもち、色々と司教様に教えていただきながら、勉強し合っていきたいとの、皆様方の希望がありました。他の地域の方々のお話が聞けて、とてもよかったとの意見もあり、六甲教会からも、4人の若い方々の参加もあり、有意義な会を与えられた事に感謝いたします。
(そよかぜ 荒川)
● お願い と ご連絡 ●
◆今回、2004年1月までにご登録で、2004年に会費のお振り込みが確認されていないグループに振込用紙を同封しました。今年お振り込み下さいましたグループの皆さま、ありがとうございました。なお、このご案内と入れ違いにお振り込みいただいた方、失礼いたしました。
◆メールでのご連絡を希望している方にメールを送信しますが、戻ってきてしまうメールがあります。お心当たりの方は p9@cbcj.catholic.jp までご連絡下さい。また新たにご希望の方も ご連絡下さい。(グループ名、お名前、ラベルの右上の整理番号)をご連絡下さい。
2004.9.30
ピース9 ( No. 13) 2004.9
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10 日本カトリック会館気付「ピース9の会」
TEL 03-5632-4444 FAX 03-5632-7920 E-Mail p9@cbcj.catholic.jp
★メンバーのみなさまにお知らせ下さい。 ★ご意見・ご提案をお待ちしています
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★ 賛同支援状況
885グループ、3,297人 のメンバーになりました。(9月27日現在)
記録的な猛暑に見舞われた今年の夏は、各地から暑さに負けない「熱い」活動報告が届きました。また、「ピース9・うちわ」は大好評で、全国から問い合わせが殺到しました。まだ事務所にありますので、ご入り用の方はお問い合わせ下さい。
今年も2005年用、「ピース9オリジナル年賀ハガキ」を作ります。ご予約をいただいて印刷をいたしますので、お早めにお申し込み下さい。デザイン、申し込みについては別紙をご覧下さい。
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活動報告
★ 札幌
8月1日、札幌働く人の家を会場に松浦悟郎さんを囲んで、第一部第二部と二本仕立てでピース9の集会を呼びかけた。トータルで50名あまりの参加者のほとんどがピース9の運動について知らなかった。松浦司教の話は具体的でわかり易く、熱意が人びとの心を捕らえはじめ、その場で参加者の話し合いも活発になり、いくつかの新しいピース9の会が生まれる見込みである。
第二部にはこの運動に共感のヤイ・ユーカラの森(自ら行動するの意)を主宰する計良夫妻がアイヌ料理をふるまい松浦司教を歓迎した。参加者もお相伴にあずかり、星座きらめく札幌の夏の夜に「平和」を願う思いをいっそう熱いものとした。
参加者の声:私は信者ではありませんが、カトリックのリーダーである司教様のアクションプランに感動しました。ボランティア活動に参加させてもらっていますが、人種、宗教をこえ平和のために一致して参りたいと思います。
(鳥居文子:ピース9・ボランティアネットワーク)
★京都
8月8日〜10日まで、JR宮津駅多目的ホールでイラク写真展をしました。教会でも出来ましたが、広く一般の人にも見てもらおうと、駅のホールで行いました。150名ほどの方が訪れてくださり、大変よい雰囲気でできました。駅の職員さん、帰省客、観光客など色々は人が見てくださいました。皆さん、今この平和の問題がこころに重くのしかかっているのだと思います。何か取り組んでいてくれるのがうれしいという声がきかれました。
豊田譲さんのイラクの写真はショッキングな場面というよりも、人と向き合い、聞き取りをする中で撮られているものであったり、味わいのある写真が多かったです。衝撃的な写真はインターネットからとって、一面に貼りました。写真以外には、ODAの問題、自衛隊派遣の問題点、憲法9条を考える内容のものなどを展示しました。また連帯行動として、ピースウォークの写真も一緒に貼りました。
写真展は京都、宮津市を中心とした北部のピース9、「ファミリー」「ローザ」「ハーモニー」「三人から」「ひまわり」「ラ・ペ」「一粒の麦」「スピリット」「グリーンピース」「あおぞら」「サイモン」の11グループが参加しました。毎月9日に集会を持つことに決めました。
(吉田真理子:ピース9・スピリット)
★ 徳島
「平和を築くために今、できること」
8月14日(土)、カトリック徳島教会で「ピース9の会徳島地区平和集会」が行われました。集会には遠くは京都・和歌山からの参加もあり、東京・名古屋・大阪から青年の参加もあって約40名が集まりました。地元徳島からも7名の青年の参加がありました。
午前の部では、ピース9の会の代表である松浦悟郎司教による平和講演会が行われ講演は、なぜ憲法9条擁護を訴えているのかがすごく伝わる内容でし
た。その中で司教様は、憲法9条を考える時に思い浮かぶ3種類の人々のことについて語られ、一つ目は戦争で亡くなられた犠牲者のために、二つ目は、平和の遺産を受け継ぐ未来の子ども・青年達のために、三つ目はこれまで平和を訴えてきた人々のためにと言われ、憲法9条はまさしく世界の人々にとっての宝であると感じました。また司教様は、ピース9の活動は信仰そのものであるとも語られ、憲法改正反対を訴えていくこのことが福音的であり、平和を築い
ていくものだと話しました。質疑応答でも熱の入った意見が飛び交って参加者の関心の高さを感じました。
午後の部では、午前の講演を中心とした分かち合いを行いました。参加者は4つのグループに分かれて、講演で感じたこと、憲法を知る事の大切さ、個人的な体験等をそれぞれ分かち合いました。あるグループでは、日本は平和になりすぎて心の空洞化になっている。この現状を思い、一人一人が心の中から平和を求めていく必要があるという意見が出ました。どのグループも予定時間を超えての熱い分かち合いがなされました。そして、最後に平和祈願ミサで終了しました。
私の印象ですが、これだけの人が平和について興味・関心があり、また考えているということに驚きを感じました。今回の演題が「平和を築くために今、何ができるのか」でしたが、今回の講演を通して、改めて平和のために何が出来るのかを考えてみようと思いました。みなさんもひとくちに平和って何か漠然としてように見えますが、本質はもっと奥深いものだと思います。憲法9条改正の動きが活発になっている今、改めて憲法9条の大切さ、平和とは何かを考えてみてはいかがでしょうか。
(三原直輝:ピース9 PEACE MAKER)
他にも地域で、教会でご活躍の報告が届いています。ありがとうございました。今後も行事予定、報告、など、皆さまの声をお待ちしています。
============= 事務局より(参考資料) ============
2004年6月10日、井上ひさしさんはじめ、9人の方が「九条の会」を立ち上げました。大きな関心を呼び、7月24日の発足記念講演会をはじめ、9月には大阪、京都で講演会を持ち、多くの聴衆が参加しました。活動にお役立ていただければと思い、「九条の会」の連絡先とアピール文を紹介します。
「九条の会」事務局: 〒135-8585 東京都千代田区西神田2-5-7 神田中央ビル303
ホームページ http://www.9-jo.jp/
メール mail@9jounokai.jp
電話 03-3221-5075 FAX 03-3221-5076
-----------------(「九条の会」ホームページより)--------------------
「9条の会」アピール (全文)
日本国憲法は、いま、大きな試練にさらされています。
ヒロシマ・ナガサキの原爆にいたる残虐な兵器によって、五千万を越える人命を奪った第二次世界大戦。この戦争から、世界の市民は、国際紛争の解決のためであっても、武力を使うことを選択肢にすべきではないという教訓を導きだしました。
侵略戦争をしつづけることで、この戦争に多大な責任を負った日本は、戦争放棄と戦力を持たないことを規定した九条を含む憲法を制定し、こうした世界の市民の意思を実現しようと決心しました。
しかるに憲法制定から半世紀以上を経たいま、九条を中心に日本国憲法を「改正」しようとする動きが、かつてない規模と強さで台頭しています。その意図は、日本を、アメリカに従って「戦争をする国」に変えるところにあります。そのために、集団的自衛権の容認、自衛隊の海外派兵と武力の行使など、憲法上の拘束を実際上破ってきています。また、非核三原則や武器輸出の禁止などの重要施策を無きものにしようとしています。そして、子どもたちを「戦争をする国」を担う者にするために、教育基本法をも変えようとしています。これは、日本国憲法が実現しようとしてきた、武力によらない紛争解決をめざす国の在り方を根本的に転換し、軍事優先の国家へ向かう道を歩むものです。私たちは、この転換を許すことはできません。
アメリカのイラク攻撃と占領の泥沼状態は、紛争の武力による解決が、いかに非現実的であるかを、日々明らかにしています。なにより武力の行使は、その国と地域の民衆の生活と幸福を奪うことでしかありません。一九九〇年代以降の地域紛争への大国による軍事介入も、紛争の有効な解決にはつながりませんでした。だからこそ、東南アジアやヨーロッパ等では、紛争を、外交と話し合いによって解決するための、地域的枠組みを作る努力が強められています。
二〇世紀の教訓をふまえ、二一世紀の進路が問われているいま、あらためて憲法九条を外交の基本にすえることの大切さがはっきりしてきています。相手国が歓迎しない自衛隊の派兵を「国際貢献」などと言うのは、思い上がりでしかありません。
憲法九条に基づき、アジアをはじめとする諸国民との友好と協力関係を発展させ、アメリカとの軍事同盟だけを優先する外交を転換し、世界の歴史の流れに、自主性を発揮して現実的にかかわっていくことが求められています。憲法九条をもつこの国だからこそ、相手国の立場を尊重した、平和的外交と、経済、文化、科学技術などの面からの協力ができるのです。
私たちは、平和を求める世界の市民と手をつなぐために、あらためて憲法九条を激動する世界に輝かせたいと考えます。そのためには、この国の主権者である国民一人ひとりが、九条を持つ日本国憲法を、自分のものとして選び直し、日々行使していくことが必要です。それは、国の未来の在り方に対する、主権者の責任です。日本と世界の平和な未来のために、日本国憲法を守るという一点で手をつなぎ、「改憲」のくわだてを阻むため、一人ひとりができる、あらゆる努力を、いますぐ始めることを訴えます。
2004年6月10日
井上 ひさし(作家)、梅原 猛(哲学者)、大江 健三郎(作家)、奥平 康弘(憲法研究者)、小田 実(作家)、 加藤 周一(評論家)、澤地 久枝(作家)、鶴見 俊輔(哲学者)、三木 睦子(国連婦人会)
事務局より:
「ピース9の会」を
『週刊金曜日』に紹介しました!
=====お知らせ====
●ピース9・マラナタより
東京で行われる「正義と平和全国集会で、「ピース9・マラナタ」は以下の企画をします。どなたでも、参加できます。お問い合わせ下さい。
「平和を祈念する宗教者の祈りの集い」
日時 10月10日(日) 15:30〜17:00
場所 東京カテドラル聖マリア大聖堂(地下聖堂)
「宗教者として平和を考える:シンポジウム」
日時 10月11日(月・体育の日) 9:30〜11:30
場所 東京カテドラル聖マリア大聖堂(地下聖堂)
問い合わせ先:
海老名幹雄
電話 03-3647-2857 携帯 090-4959-8686
●兵庫県・ピース9の集い●
呼びかけ人の松浦悟郎氏(大阪大司教区補佐司教)を交えて、勉強会と活動報告。これからの各会の活動等について、自由な意見交換の集いを下記の要領にて開催
したいと願っております。
何かとご多忙な時期とは存じますが、お誘い合わせのうえ多数ご参加ください。
日 時:2004年10月24日(日)
14:00PM〜16:00PM
場 所:神戸学生・青年センター
神戸市灘区山田町3−1−1
掾@078−851−2760
参加費: 100円(会場費として)
ご出欠のお返事は下記の連絡先にFAXまたは郵送にて、10月10日(水)までにご連絡下さい。
お問い合わせ先:
“ピース9”あざみ・代表 田花 安子
〒657-0024 神戸市灘区赤坂通8-2-16-303
TEL&FAX 078−881-1495
連絡先:
川越 明美
〒657-0024 神戸市灘区楠ヶ丘町2-4-7
TEL&FAX 078-821-7678
ピース9 ( No. 12) 2004.7
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10 日本カトリック会館気付「ピース9の会」
TEL 03-5632-4444 FAX 03-5632-7920 E-Mail p9@cbcj.catholic.jp
★メンバーのみなさまにお知らせ下さい。 ★ご意見・ご提案を お待ちしています
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★ 860グループ、3,205人 のメンバーになりました。(7月23日現在)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
7月11日の参議院選挙の結果、「憲法9条」をめぐる状況も厳しくなりまし た。事務局には連日の猛暑にもかかわらず、夏の平和行事のお知らせ、活動報
告が入っています。
さて、今月は、5月30日に群馬県、高崎で行われました「ピース9の集い」で 行われました、講演「平和を求めて」をまとめたものをご紹介します。当日は
群馬県、埼玉県から80名近い方が集いました。講演の後は交流のひとときを持 ち、ピース9のメンバーもはじめていらした方も和やかに過ごしました。(当
日の講演のテープがあります。ご希望の方は、実費でおわけしますので、事務 局までご連絡下さい。)また、別紙の「うちわ」をはじめ、「のぼり」などオ
リジナルグッズも充実してきました。どうぞ、ご利用下さい。
*********** 学習会の報告「やさしいことばで日本国憲法」************
シナピス移動学習会(和歌山地区)は、5月8日、和歌山の屋形町教会で池田 香代子さんを講師に、「やさいしいことばで日本国憲法」をテーマに開催し、
約110名が集まりました。学習会はまず「世界がもし100人の村だったら」の出 版のきっかけとなった、ジョン・レノンが歌う、「イマジン」の曲をながし、
「すべての人が平和に生きているさま」を心に抱きながら世界の悲しい現状を 学びました。
つぎに戦後GHQから押しつけられたという日本国憲法の原点は、当時国内の 有志「憲法研究会」により作られた試案憲法にあったこと、制定後1年を経ず
して、GHQの改訂要求に対して吉田首相がそれを拒否したことなどを通して、 当時の日本国民がどれほど新憲法を理想のものとして支持したかを知ることが
できる、と話があり、憲法前文と第9条を対比して、その理念を学びました。
有事関連法案の審議がされている中で、私たちはマスコミに対して、葉書、 ファックスなどで自分の主張、意見を発信していくことが大切であり、「私に
出来ることは、私にしか出来ないこと」と身近な平和活動についての心構えを 言って、池田さんはお話しを結びました。学習会の後、和歌山地区を中心に、
岸和田、大阪、神戸、姫路から約30グループが集まり、グループの現状、今後 の活動の進め方など、意見交換を行い交流を深めました。
(カトリック大阪大司教区シナピス教区センター 水谷次男)
==============おしらせ=========
●今回、2003年会費が未納の方、登録月が9月までの方に振込用紙を同封しま した。ご案内と入れ違いに振り込まれた方、失礼いたしました。
●ご住所、アドレスなど、変更がありましたら、事務局までおしらせ下さい。
*****************
集 会 案 内
*****************
各地からのお知らせです。夏のカトリック平和旬間(8/6〜8/15)にむけて のカトリック教会の行事が中心になりましたが、信者でない方もご自由に参加
できます。お近くの集まりに、是非、いらしてみて下さい。また、皆さまから のお便りもお待ちしています
===【札幌】===
●平和講演会「本当にこの道でいいのでしょうか」●
---憎しみの連鎖から生命の連鎖へ--
・日時 7月31日(土) 15:00〜
・講師 松浦悟郎司教
・場所 北一条教会(札幌市中央区北一条東6丁目10)
●ピース9の集い・札幌●
「憲法9条を世界の宝に・ピース9の会」の行動提起をされておられる松浦悟 郎司教(大阪教区)の来札を機にご一緒に話を聞き語り合いましょう
・日時 8月1日(日)
第1部 15:00〜17:00
第2部 19:00〜21:30
・場所(会場)
札幌働く人の家(月寒教会敷地内)1階 札幌市白石区栄通り2-11-13
(地下鉄東西線白石駅下車 6番出口より徒歩7分)
・参加費 不要 (1部2部どちらでも。よろしければ通して・・・軽食用意あり)
・ピース9・ボランティア・ネットワーク
・問い合わせ
鳥居 文子 090-2075-4027 011-307-0246
==【仙台】====
●平和旬間によせてーつらぬけ!平和憲法ー●
2004年カトリック平和旬間を記念し、高田健さんにおいでいただき、現在、 日本で平和憲法を展開するために根本的な問題は何か、戦争が平和を凌駕しつ つあるように見える今、皆様と分かち合う学びのひとときを企画いたしまし た。皆さまのご参加をお待ちしております。
基調講演
・演題 「私たちは平和憲法の破壊を許さない」
・講師: 高田健さん (国際経済研究所代表・市民運動家)
・日時: 8月8日(日) 15:00〜17:00
・会場: カトリック元寺小路教会・聖堂 (仙台市青葉区本町1-2-12)
・資料代: 500円
・主催 カトリック正義と平和仙台協議会
・問い合わせ先 渡辺 022-283-2882(電話/ファクス)
===【東京】===
● 平和を考え、平和を祈る ミサと映画・写真展 ●
・日時:8月14日(土)
・平和を祈るミサ 18:00〜
・森住卓写真展「イラク戦争ー戦禍と核汚染の中で」13:00〜18:00
・映画「ヒバクシャー世界の終わりに」
鎌仲ひとみ監督のトークと映画上映 15:00〜
・場所:東京カテドラル マリア聖堂(ミサ)、ケルンホール(映画、写真展)
・主催:カトリック東京大司教区
・問い合わせ先:東京教区社会福音部 小宇佐神父(03-3943-2301)
===【横浜】====
●2004年度カトリック横浜教区
平和旬間行事 テーマ「平和を!」●
・日時:8月8日(日)
・場所:横浜雙葉学園 講堂(横浜市中区山手町88)
・講演会 13:00〜15:30
講師 熊岡路矢さん(日本国際ボランティアセンター代表)
高橋哲哉さん(東京大学教授 哲学者)
・ミサ 16:00〜 (司式 梅村昌弘司教)
・問い合わせ先 港南教会 045-843-2624
===【兵庫】===
●六甲地区ピース9の会有志・勉強会 ●
阪急神戸線六甲駅近くの「援助修道会」で 月の第4日曜午後1時30分から 3時まで、勉強会をしようと思います。といっても強力な講師がおい
で下さ るわけでもないので、志を共にするものがお互いに教え合い学び合う集 いを 目指します。テキスト、資料等 どんな会にしたいか 考えを持ち寄りましょ
う。お近くの方、是非お顔を見せて下さい
ピース9
明けの明星 あざみ さくら そよ風 杏花
日時 9月26日(日曜日)14:00〜15:30
会場 神戸学生・青年センター
(地図) http://www.ksyc.jp/map.html
*連絡先 ピース9あざみ代表
田花安子 078-881-1495
10月24日には 松浦悟郎代表を囲んで 兵庫県ピース9の会をしませんか?
詳細は後日お知らせします。
===【徳島】===
● 平和のための講演会 ●
・演題(テーマ):
「平和を築くために今、できること」
・講師:松浦 悟郎(大阪大司教区補佐司教・ピース9の会代表)
・日時:8月14日(土) 10:00〜12:00
・会場:カトリック徳島教会聖堂
(〒770-0854 徳島市徳島本町2-12 TEL.088-626-2060)
・会場までのアクセス: JR徳島駅下車、東方面へ徒歩10分 (必要な方は 略地図を送付します)
バス:駅前徳島市営バス6番乗り場「沖洲・南海フェリー前」行きで城東高校 前 下車、真裏
*当日は交通が大変混雑しますのでなるべく公共交通機関をご利用ください。
・内容:午前の部は講演・質疑応答。午後の部は昼食後に少人数グループに分 かれての分かち合いミサ(松浦悟郎司教司式)15時終了予定。ただし、午後の
部は自由参加とします。
・参加費:無料。ただし、午後の部に参加の場合は昼食代として500円かかります。
当日は、ピース9のグッズ、関連書籍の販売も行います。
・主催:徳島地区ピース9の会 お問い合わせ:三原(ミハラ)
携帯:090−8918−6366 又は naoki-miharas@m4.dion.ne.jp
===【北九州】=====
● カトリック平和旬間 『北九州 平和の集い』●
・日 時 8月8日(日)11:30 開場
・場 所 カトリック小倉教会
(北九州市小倉北区香春口1-3-1
TEL. 093-921-0093)
モノレール「香春口三荻野」駅から徒歩4分、 バス 停 「香春口」前
・平和祈願ミサ 13:20〜
・平和講演会 15:00〜
テーマ 「100人の村から憲法が見えた」
・講師 池田香代子さん
(『やさしいことばで日本国憲法』訳者、『世界がもし100人の村だったら』 再話者、ほか著書訳書多数)
・主 催 カトリック北九州地区信徒使徒職協議会
・連絡先 瀬下幸弘 TEL 093-622-1289 FAX 093-622-1290
===【福岡】===
● 福岡地区平和を祈る集い ●
・日 時 8月8日(日)13:00
・場 所 カトリック大名町教会
(福岡市中央区大名2-7-7 TEL.092-741-3687)
西鉄福岡(天神)駅、地下鉄天神駅から徒歩5分、
西鉄バス「西鉄グランドホテル前」下車
・第一部
講演会「平和憲法とイラク問題---憲法9条を世界の宝に----」
講師 横田耕一氏(九州大学名誉教授)
・第二部 平和祈願ミサ(在福外国人信徒と共に)
(司式 松永久次郎司教)