迷子の白はと、棲みつく

またもや古臭くて見づらい写真で・・・m(_ _ ;)m

レース鳩「どん」&「しぎ」、クジャクバト「はとちん」を飼っていた頃の出来事です。

ある日突然、脚環を重ねづけした白い鳩がやってきました。

凄くお腹を空かしている様子だったので、
餌を少しあげると少しつまんで、飛び去って行きました。

自分の家に帰ったものと思っていたら、2、3日して、また同じ鳩が現れました。
登録環や住所環も着けていないし、もしかして・・・家なし??

その日からその鳩は、飛び去ることなく、うちの鳩に仲間入り。
「白鶴号」通称「よね助」・・・「よねち」となりました。

よねちは片側の肩に、茶の入った鳩。
まるで、はじめに欲しかった、
お店にいたシルバーと白のペアから生まれた様な・・・。

しばらく飼っていて慣れてくると、玄関での餌やりのとき
よねちが強くなりすぎて他の鳩をいじめる様になったので
仕方なく、「お別れ!」
と、遠くから飛ばしたのですが(...とは言っても10キロ程度)
あっさり帰還。

それ以降は、他のレース鳩「どん」「しぎ」と一緒に
遠慮なく遠くまで連れて行って飛ばして、楽しんで飼ってました。

それからよねちは、はとちんと仲良しに。

せっかく仲良しになったのですが、
はとちんが病気になり亡くなってしまったので、
2羽はヒナを孵すことは出来ませんでした。

その後、いつも飛ばすのとは逆方向の、
もっと遠い距離から飛ばしたところ、
とうとうよねちは帰って来ませんでした。

★新しい場所に慣れにくい大人の鳩でも、自分で飛んできて
ここがいいと思う場所ならば、つがい相手やヒナがいなくても慣れる様です。

★レース鳩は、一定の方角(レースに出る方角)から繰り返し訓練される事が多いです。
その方が効率が良いからです。

同じ方角からの訓練に慣れた鳩は、慣れた方角とは逆の方角から飛ばされると、
帰って来れなかったりします。

・・・それに気づいて帰ってこれるのもいるのですが。

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