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"鼻こぶ"

鳩のくちばしの上の、白くやわらかいこぶ状の部分を
"鼻こぶ"、または"鼻瘤(びりゅう)"と呼びます。
"ろう膜"ともいい、他の鳥ではインコやワシ、タカの仲間などにもあります。

インコの仲間などではろう膜に鼻の穴が開いていますが、
鳩のろう膜は、鼻の穴の上に覆い被さるタイプのろう膜です。
大人の鳩の鼻こぶ
メス オス
レース鳩やドバトなど、カワラバトの系統の大人の鳩の鼻こぶには、白い脂粉がついています。
ぼこぼこした鼻こぶになるのは、オスの方が多いです。(上の写真では左がメス、右がオス。)
鑑賞用の鳩では、オスもメスもぼこぼこになる品種もいます。
ヒナ鳩の鼻こぶ
ヒナの鼻こぶには、まだ白い脂粉がありません。
ある程度成長すると、だんだんと出てきます。
15日 24日
左が生後15日、右が生後24日です。
飼い鳩の場合、自分で水を飲めるようになる頃に脂粉が出てきます。