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たまごの検査(検卵)・1

巣に卵が2個揃い、抱卵が始まってから1週間位で、受精卵かどうかの検査ができるようになります。
※検査は必ずしないといけない事ではなく、ヒナを確実に孵したい場合に、しておいた方が便利な事です。

とくべつな装置がなくても、ポイントを照らすタイプの明かりや、 懐中電灯・ペンライト等でチェックできます。
(chabato宅では、流しの蛍光灯でチェック中。)
ピンボケでスミマセン!

受精卵なら、血管と胚(ヒナの元)の影が
うっすらと透けて見える側面があるので、
確認できるまで卵を光に透かしながら回してみます。

こちらは抱卵7日目の卵です。
左上のあたりに胚が確認できます。

胚の影のいちばん濃い部分は、ヒナの目になる部分なので、
この写真の卵の向きでは、胚は逆さです。

そして胚は背中を丸めた状態でできるので、嘴になる部分が、
卵のはじの丸みの強い方に 向いていることになります。

無精卵。
または、産んで日にちの経っていない卵、
抱かれていない卵も同じ様子です。

無精卵の場合、10日以上抱かれても、
中身に特に目立った影が見当たりません。

何となくうっすら色が濃く見える部分は、黄身です。

10日以上抱いた頃、
外見で分かる無精卵・受精卵の見分け方です。

左が無精卵で、産んだ頃と変らない色味です。
右が受精卵で、無精卵に比べてやや黒ずんだ色味です。
(蛍光灯で撮影)

巣の中でもこの様な色の変化はわかるので、
通常は、見た目だけの検査で済ませる方が安全です。

肉眼の方が分かりやすいです

巣に手を入れると怒って突付いたり、翼で攻撃する親の場合は、うっかり卵を割る事故をふせぐため、
食事で巣を離れている時や、薄暗い時、夜に検査すると安全と思います。

・2つとも無精卵だった場合、
急ぎでなかったり、どうしてもヒナを孵したい場合でなければ、できればそのまま抱かせてあげましょう。

産んですぐ、または途中で卵を抜いてしまうことをあまり何度も繰り返していると、
卵を産んでも抱かなかったり、抱卵を中断する習慣がついてしまうこともあるので、   
たとえ孵らない卵でも抱かせ続けることには、抱く習慣を忘れさせない意味があります。

・ヒナの孵るのは抱卵から約18日ですが、20日以上経って孵らなければ、親鳩は自然と抱くのを止めます。

・1つだけ受精卵の場合は、
無精卵だけ抜いても、抜いた替わりに偽卵を入れても構いません。
鳩はふつう、2つとも抜かれなければ、抜かれた分を産み足すことはありません
(稀に3つ産むこともあります)

☆無精卵は、そのまま抱かせ続けても構いませんが、
  特に夏は腐りやすいので、偽卵に替えた方が安全と思います。

急ぎでヒナを孵す必要のある場合
どちらとも無精卵だったり、1個が無精卵で2つ受精卵が揃うまで産みなおしさせたい場合は、
抱き始めから10日経っていれば、そのまま2つとも抜いてしまいます。
(この10日というのは、メス親が次の卵を産むまでに、できるだけ間を空けてあげるための期間です。)