鳩はヒナを育てる際、ミルクを与える鳥類です。 "ハトミルク"は"ピジョンミルク"とも言います。
ミルクは、鳩の胸の 餌をためる器官"そのう(そ嚢)"で作られます。このミルクは、メスもオスも分泌します。
左の鳩(もめん)の写真で言うと、首の白ぶちの下あたりがそのうです。
抱卵して1週間頃から、そのうの壁内でミルクの準備が始まり 抱卵14日目頃より溜まってきます。 そして、ヒナの孵化の刺激で、そのう内にミルクが剥れ落ちます。
こぼれてヒナに付いたミルク。 親から分泌されるミルクは、黄〜白色のチーズ屑〜お粥状です。 写真のヒナは孵化当日。