◆取扱商品のご紹介③◆
サプリメントは医薬品ではありません。一般的に言われていることを列記したもので、効能・効果が直ちにあることを表示したものではありません。詳しい商品の内容はメーカーのホームページをご覧になるか、当店へお問い合わせください（TEL096-248-3154、FAX096-248-3242。日曜・祝日は定休日です）。但し薬事法上の制約があることをご承知おきください。
分類は「健康・栄養食品事典」（東洋医学舎）に準拠しました。
Ⅲ）植物性健康食品
①イチョウ葉エキス（シーアルパ100:日水製薬）
イチョウ葉には13種類のフラボノイド類とギンコライドという特徴的な成分が含まれています。フラボノイドはビタミンPを構成する要素の一つで、ビタミンCの働きを助けたり、ギンコライドとともに人間の血管を守ってくれる物質です。フランスやドイツでは医薬品として人気の高い素材です。欧州においては、数多くの臨床試験によりイチョウ葉エキス製剤の有効性に関する検証が行われ、脳機能障害改善に一定の効果が示され医薬品として使われています。シーアルパ100はイチョウ葉エキスの特徴とEPA・DHAの特徴を上手に活用した健康食品です。EPAは日本でもエパデールの名で医療の現場で用いられています。
価格：シーアルパ100（180粒・9,975円、180粒×2本・17,850円）
②おたね人参（活気参：トライハー）
江戸時代、中国や朝鮮から渡来した薬用人参を藩の財政を救うためにと栽培を奨励したので「御種」といわれるようになったとか。現在は土地で栽培する方法のほかに、組織培養でつくられるようになり、「ニンジンの一部からニンジンをつくる」と高校の生物Ⅱの教科書にも掲載されています。おたね人参はジンセノサイドが主成分とされてきましたが、1980年代にパナキサンという成分が発見され、主要な働きをしていることが判明しました。人参には医薬品と健康食品があり、活気参は健康食品です。
価格：活気参（30包・3,990円）
シーアルパ100 雲南田七 仙三七 天中田七
③雲南田七（雲南田七：ウチダ和漢薬、仙三七：ベネセーレ、雲南田三七抽出液：ラピー）
田七人参は、三七人参、田三七、田七、三七、金不換などとも呼ばれるウコギ科人参属の多年草本で、中国南部の雲南省文山地方の特産品です。中国では医薬品で狭心症、心筋梗塞、動脈硬化などに使用されているようです。また、肝臓病に使うことで有名な漢方中成薬「片子廣」の主成分は田七人参です。田七が注目されたのはベトナム戦争で止血薬として使われたことが広く知れ渡ってからです。最古の薬草の本「本草綱目」にも止血効果が高く、漆のように傷口にくっつくことから山漆と称したと書かれています。田七にはサポニンが高麗人参の4倍近く含まれており、中国では「人参の王様」といわれています。
仙三七には、これまで門外不出とされていた最高級品（十頭根）の田七が使用されています。
天中田七は世界で初めて発酵濃縮に成功し、有効成分をエキス剤として天津医薬大学の製薬部門で開発されたものです。有効成分の不均一性が解消されました。日本でも歯科医師の方々が医療現場で活用されています。
価格：ウチダ雲南田七（100g・8,400円・ウチダ和漢薬）
価格：仙三七（150粒・15,750円、600粒・52,500円・ベネセーレ）
④エゾウコギ（リンパザイム：デンヤク）
エゾウコギはウコギ科に属し、根・茎には朝鮮人参と同じ効果があります。ロシアでは「エレウテロコック」、中国では「刺五加」といわれています。有効成分としては、エゾウコギに特有な配糖体の他に、クマリン誘導体、セサミンなどのリグナン類、ステロール配糖体、テルペン類などがあります。主成分はトリテルペイド系配糖体で、エレウテロシドAからGが判明し、中でもEは生体防御物質βエンドルフィンを増やし、免疫細胞の増殖や活性化を促すといわれています。最大の特徴は身体の代謝促進と強壮作用の二つを併せ持つことです。ロシアや中国では研究が盛んに行われ、いろいろな報告がなされています。日本でも三重大学・徳島文理大学他で研究・報告がされています。リンパザイムはエゾウコギのアルコール抽出液です。
価格：リンパザイム（30ml・21,000円）
リンパザイム 紅豆杉 仙樹延生
⑤紅豆杉（紅豆杉粒、紅豆杉茶、優喉茶、甘露茶：日本製薬工業）
中国の雲南省に自生する樹齢1000年以上の樹木で、実際はスギ科ではなくイチイ科の常緑樹です。1956年アメリカの科学者ルーカスが紅豆杉に6種類の抗がん物質が含まれていることを発見し、1971年にアメリカの科学者ヴァニが作用成分の分離に成功し「タキソール」と命名しました。1994年アメリカ食品医薬品局は半合成タキソールを抗がん剤として認可し、世界50数カ国で使用されています。
価格：紅豆杉粒（6粒×30包・28,875円：6粒×90包・85,050円）
価格：紅豆杉茶（２ｇ×３０袋・10,080円）
⑥仙樹延生（紅豆杉＋延生）：日本製薬工業）
上記の紅豆杉に延生を加えたものです。延生にはメシマコブ、マイタケ、モズク、メカブ、リンゴ（プロシアジニン類）、ヒハツ（ピペリン）が配合されています。メシマのヘテロマンナン複合体、マイタケのベータグルカン（Dフラクション）、モズク、マカブのフコイダンの働きが期待される商品です。紅豆杉と延生の相互作用が期待されます。
価格：仙樹延生（60包・45,150円：20包15,750円）
⑦大豆イソフラボン（イソラコン、ファイトロゲン：ニチモウバイオテックス）
大豆にはイソフラボン配糖体とそれらのアグリコンであるダイゼイン、ゲネスティンなどが含まれています。大豆イソフラボン（アグリコン型）は女性ホルモンの受容体である体内のエストロゲン受容体への親和性を有しており、エストロゲン受容体に対する調整因子として作用することから女性ホルモン様の作用を持ち、更年期障害や閉経後に生じる生活習慣病の予防に効果が期待されています。疫学調査では、欧米に｣比べて大豆の消費量が多いアジア諸国の女性の方が乳がんの罹患率が低いという報告があります。
ファイトロゲンは大豆イソフラボンにチャーガ（カバノアナタケ）を配合した商品です。チャーガはノーベル賞作家のソルジェニツインの「がん病棟」の中で「抗がんキノコ」として登場し有名になりました。白樺に生えるキノコで、白樺の樹皮下に張り巡らした菌糸を通じ樹液などのエキスを吸収し成長します。βグルカンや水溶性リグニン、フラボノイドなどが含まれており、抗酸化、免疫力活性化などが期待されています。
価格：イソラコン（90粒・5,985円、90粒×3・14,950円）
価格：ファイトロゲン（180粒・12,600円、540粒・33,600円
イソラコン ファイトロゲン 本草 輝源
⑧植物発酵食品（本草：大和酵素、ニューザイム輝源：創健、万田酵素“眞魂”：万田発酵）
果物や野菜などに含まれている酵素類には人の体内で有用な働きをするものが多くあります。本草は液体、眞魂は練り状です。
ニューザイム輝源は、チャーガ、キャッツクロー、田七人参、紅景天、アガリクス、霊芝、マカ、いわし、フィッシュコラーゲン、キトサン、ニンニク、冬虫夏草の12種類の原材料にMRE箘を加え発酵分解したものです。
価格：本草(720ml×2本・8,190円：大和酵素)
価格：ニューザイム輝源(720ml・8,000円：創健)
価格：万田酵素・眞魂(120g・14,175円：万田酵素)
⑨タンポポ（ショウキT-1PLUS：徳潤）
ショウキT-1PLUSに含まれるタンポポ葉は、良質なタンポポ葉50ｋｇから、わずか1ｇしか採れない貴重な天然成分（希少糖）です。化学肥料や農薬を使用せずに栽培されたタンポポを使用しています。また、色素、pH調整剤、防腐剤などの添加物は使用していません。赤ちゃんから妊婦さん、お年寄りまで安心してお飲みいただけます。漢方では乳汁不足にタンポポ（蒲公英）を使っています。
価格：ショウキT-1PLUS(100ml×30包・9,975円）
ショウキT-1PLUS 松康泉 紅景天 隈笹精
⑩松節（松康泉：徳潤）
松節とは、いわゆる松こぶ（樹皮がこぶ状に増殖したもの）のことで、松の木自身が害虫や外傷による傷を治すために、松の成分が集中してできたものです。松の自己治癒成分が豊富に含まれています。松樹皮ポリフェノールについては、フランス海岸松（ピクノジェノール）よりも多くの成分が含まれていることがわかっています。フランスではピクノジェノールが血管の病気に広く用いられています。
価格：松康泉（300mg×100カプセル・6,090円）
⑪紅景天（スーパー紅景天：徳潤）
紅景天はチベットの二大秘薬といわれる貴重な薬草です。ベンケイソウ科の多年生草本で海抜3500～5000mという高地に自生しています。薬理作用についてはチベット医学経典に「滋養強壮、養肺清熱、止血解毒、滋補元気」と書いてあります。紅景天の科学的な研究には、旧ソ連と中国が取り組み、旧ソ連では宇宙飛行士に無重力・無酸素の環境に適応させるために利用しました。中国では高麗人参やエゾウコギより優れた強壮作用があることが判明しています。原料の確保が非常に難しい薬草です。
価格：スーパー紅景天（300mg×100カプセル・18,900円）
⑫その他
＊クマ笹（熊笹精：星製薬）
＊ブドウ種子（プロアロイヤル：日水製薬）
＊ノコギリヤシ（ウロデール：日水製薬）
＊スピルリナ（エクセリーナS：日水製薬）
日水製薬：http://www.nissui-pharm.co.jp
日東メディカル：http://www.ntmed.co.jp/jinsec/
ウチダ和漢薬：http://www.uchidawakanyaku.co.jp
ラピー：http://www.rapy.co.jp
紅豆杉：http://www.kotosugi.co.jp/
ニチモウバイオテックス：http://www.nichimobiotics.co.jp/
星製薬：http://www.hoshiseiyaku.co.jp
ベネセーレ：http://www.net24.ne.jp/~sensansichi/top.html
創健：http://www.zyme.jp/index.html
大和酵素：http://www.yamato-kouso.com/
徳潤：http://www.tokujun.co.jp/
Ⅳ）食薬区分改正によるもの
①コエンザイムQ10（マトリクス50：セリュエナ：コエンザイムQ10）
細胞内のミトコンドリアはエネルギーをつくる工場と呼ばれています。その工場で栄養素を燃焼させてエネルギーをつくり出す時に、その効率をより高める働きをするのがコエンザイムQ10なのです。コエンザイムQ10は体内でもつくられますが、20歳代がピークで加齢とともに減少していきます。一般用医薬品(OTC)として軽度な心疾患に用いられています。
価格：マトリクス50（600粒・105,000円：和漢生薬研究所）
価格：セリュエナ（60粒・7,900円：ビ－ウェル）
価格：コエンザイムQ10（60粒・5,040円：120粒・9,660円：QOL研究会）
②L-カルニチン（Lーカルニチン：和漢生薬）
L-カルニチンはアミノ酸の一種で、人体でも肝臓でつくられ筋肉や心臓に多い物質です。その機能はミトコンドリアに脂肪を運び込み、脂肪を燃やしてエネルギーにし、運動能力を向上させたり、筋肉疲労を軽くする効果が確認されています。
価格：L-カルニチン（６０粒・6,090円）
③αリポ酸（αリポ酸：和漢生薬）
αリポ酸（チオクト酸）は、主に水溶性ビタミンと同様に補酵素として働く物質で、その主な機能はインスリンの作用を高めて糖代謝を促す茶葉やビタミンEやビタミンCよりもさらに強力な抗酸化作用です。
価格：αリポ酸（９０粒・4,179円）
マトリクス αリポ酸 Ｌカルニチン セリュエナ
和漢生薬：http://www.wakanshouyaku.co.jp/
QOL研究会：http://www.qol1996.com/