師走/スタティック・エックス
わしはまだ寒気を感じとる
遠く過ぎ去った日々の
わしの価値は
わしの場所にあると知っとった
驚くことではないんじゃ
わしはちょっと前に気付いたんじゃ
師走の太陽は
霞を通して差してくるんじゃ
わしはわしの考えを
未来の日々に委ねるんじゃ
驚くことではないんじゃ
わしは目を閉じて
そんで扉を閉める
すごく寒いんじゃ
数年は数日のように過ぎて
めまぐるしく変わるんじゃ
幾多のやり方で
わしの目は感知するんじゃ
そうじゃ、わしは信じとる
それ以上ナンデモナイものを
December / Static-X