絶望発そこ行き/マニック・ストリート・プリーチャーズ
わしはベッドの上で一人これを書いておるよ
わしは家の各部屋に毒を盛ってきたところじゃ
この場所は静かでとても孤独
何か良いことがあると思うフリをしておるんじゃ
頭の中に素敵なことなどないんじゃ
大人の世界がそれら全てを持ち去ったんじゃ
わしは口の中に同じ唾をためて目覚めるんじゃ
わしにはこれが現実かどうか区別できないんじゃ
わしはまっすぐに歩こうと努めたんじゃ
尊厳の模造品
絶望発そこ行き
絶望発そこ行きじゃ
外では口を開けた群衆が
麻酔をかけられたかのように行き交っておるんじゃ
色あせたいつもどおりな日常の回廊
人生があがなわれぬまま落ちる場所じゃ
弱者は藁のように蹴るんじゃ
世界が無意味に、より無意味になるまで
言葉は満ち足りないんじゃ
ただの安物の曇った輝きじゃ
わしはまっすぐに歩こうと努めたんじゃ
尊厳の模造品
絶望発そこ行き
絶望発そこ行きなんじゃ
歩けない人がまっすぐ歩くんじゃ
尊厳の模造品
絶望発そこ行き
絶望発そこ行きじゃ
From Despair to Where / Manic Street Perachers